

スマホやパソコンがあればどこでも楽しめるオンラインカジノは、近年徐々にその認知度を広げています。
しかし、日本では賭博法が存在しているため「オンラインのギャンブルも違法になるのでは?」と考える方も少なくないでしょう。
結論から申し上げると、オンラインカジノに違法性はありません。
この記事では、オンラインカジノの違法性に関する詳細を、過去にあった事例も含めて解説していきます。
これからオンラインカジノを始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- オンラインカジノの違法性について
- 今後のオンラインカジノの扱いに関する見解
- 安全に遊べるサイト
オンラインカジノって違法?合法?
冒頭でも触れたとおり、オンラインカジノは違法ではありません。その裏付けを以下の3つの観点から解説していきます。
それぞれ順序立てて解説していきます。
【結論】オンラインカジノは違法ではない!
オンラインカジノ自体に違法性はありません。
ただし、厳密に言い換えると違法性はないが、合法でもない状況です。
違法でも合法でもないと表現する理由として”オンラインカジノの遊戯を明確に裁く法律が存在しないこと”が挙げられます。
「そんなあいまいな定義なのに遊んで大丈夫なのか?」
このように考えるかもしれませんが、その点については問題ありません。
理由は、これまでオンラインカジノで遊んだプレイヤーが罰せられた事例はないからです。
とはいえ、心配に感じる点は多いと思いますので、次の項目でギャンブルと関わりが深い『賭博法』について解説していきます。
賭博法は海外のカジノは対象外
日本の賭博法は、金銭やブランド品を賭けてギャンブルをした際に成立します。
しかし、海外でギャンブルを楽しんでも法律が適用されることはありません。
これは実際に「マカオやラスベガスでカジノを楽しんできた」という人もたくさんいることから、純然たる事実です。
「でもオンラインカジノには日本からアクセスしてるんじゃないの?」
このような疑問が出るかもしれませんが、ご安心ください。
私たちが遊んでいるオンラインカジノは運営元が海外に存在しているため、賭博法の対象にはなりません。
あくまで海外で運営されているカジノに日本からアクセスしている状況です。
そのため、ラスベガスなどで遊んでいるのと同じ状況だと考えられています。
賭博法については考える場合は、運営元の所在地が関係することを覚えておきましょう。
運営国で合法的に運営されていれば違法とはならない
海外のカジノは賭博法の対象にならないことがわかりましたが、それは運営国で合法的に運営されていることが前提です。
オンラインカジノには、健全に運営されていることを証明するカジノライセンスが存在します。
カジノライセンスは運営元の国が発行しているため、健全な運営の証明になるのです。
万が一法的なトラブルがあった場合でも、ライセンス発行国が仲裁してくれます。
そのため、安全に遊ぶためには信頼性の高いライセンスが発行されているかを確認するようにしましょう。
オンラインカジノが違法となるパターン
合法的に遊べるオンラインカジノの仕組みがわかったところで、ここからは違法扱いになるオンラインカジノについて見ていきましょう。
違法性の高いサイトを見分けられるようになって、健全なプレイを目指すことが大切です。
要点は以下の3点。
それぞれ詳しく解説していきます。
日本で運営しているオンラインカジノは違法
運営元が日本にあるオンラインカジノは違法です。
日本ではまだオンラインカジノを運営することが許されておらず、それを利用し金銭などを賭ける行為は認められていません。
この背景には、まだ日本にカジノが存在していないため、オンラインカジノに関する法律もしっかり整備されていないことがあります。
しかし、今後日本でカジノが建設され、しっかりとした法律が定まればオンラインカジノが合法となる可能性も十分にあります。
それまでは、運営元が日本国内のオンラインカジノには手を出さないように注意しましょう!
店舗型の場合は「違法」
家でプレイするオンラインカジノについては、違法性がありません。
ただし、店舗に足を運んでオンラインカジノをプレイする場合は違法です。
いわゆるインカジ(インターネットカジノ)が店舗型オンラインカジノに該当します。
インカジの場合は、オンラインカジノをサービスと称してプレイさせている可能性が高いです。
これは賭博法に違反しているので注意してください。
またインカジの場合、警察がお店にきたら一発でわかってしまう上に、店舗にいない場合でも顧客リストから自分の情報がわかってしまうこともあります。
そのため、店舗にわざわざ出向きプレイするのはおすすめできません。
よくニュース番組で特集されているのは、ほとんどがこのインカジに該当します。
「カジノ=違法」というイメージは強いですが、自分のパソコンを使ってオンラインカジノで遊ぶのであれば問題ありません。
【注意!】オンラインカジノから利益が出たらしっかり税金を納めよう
オンラインカジノで年間50万円以上の利益を獲得すると、一時所得としてみなされ納税義務が発生します。
これは競馬などの公営ギャンブルでも同じ扱いです。
確定申告をせずにいると脱税扱いになる可能性があるので、獲得した利益はしっかり精算して納税しましょう。
オンラインカジノでは、資金の移動を必ずネット上で行います。
そのため、もし税金を納めていない場合、いずれ明るみに出ることになります。
オンラインカジノの税金に関する詳しい内容については、以下の記事も参考にしてみてください。