

世界的に人気のベラジョンカジノ(Vera&John)をはじめ、オンラインカジノで遊ぶ日本人ユーザーが増えてきました。
また日本は2016年12月にカジノ法案が成立し、カジノ施設を合法化する流れになっていますので、その影響もありオンラインカジノが注目され始めています。
しかしオンラインカジノについてはまだまだ知られていないのが現状です。そこで今回はオンラインカジノとは一体何なのか?違法ではないのか?安全にプレイできるのか?などの、初心者の方が疑問に抱きやすいことを解説していきます。
後半でおすすめのオンラインカジノもご紹介していきますので、ぜひ最後まで見てください!
そもそもオンラインカジノとは何か?

自宅にいながら本格的なカジノが楽しめる
オンラインカジノは文字通りオンライン上でギャンブルを楽しめるサービスです。
わざわざ海外のカジノがある国へ行かなくても、自分の部屋からリアルマネーで勝負できる点が大きな魅力となっています。
まるでリアルカジノ?生身のディーラーと勝負できるライブカジノが熱い!
オンラインカジノの中には「ライブカジノ」を持つものがあります。 ライブカジノはリアルタイムで生身のディーラーと様々なギャンブルを通して勝負できるシステムです。
ライブ中継を見ながらベットすることができるため、まるで本当にリアルカジノで遊んでいるかのような感覚になります。
またライブカジノでは色々なタイプの女性ディーラーが在籍しているため、自分好みのディーラーを探して遊ぶことも1つの醍醐味です。
「より緊迫感がある中でベットしたい!」「タイプの女性ディーラーと勝負したい!」という方はぜひ挑戦してみてください。
オンラインカジノは違法ではない?
先程オンラインカジノはリアルマネーで遊べるとお伝えしましたが、現在日本では賭博法によりお金を賭けたギャンブルが禁止されています。
そのため一見違法のように感じますが、
- 運営会社が海外にある(日本向けのみのサービスでない)
- 国が発行する正式な運営ライセンスを取得している
の2点を満たしたオンラインカジノは日本の法律範囲外となり、違法性がなくなるのです。
ですので、遊ぶオンラインカジノを選ぶ際は上記ポイントをしっかり確認するようにしましょう。(詳しくは下記の記事で解説していますので、気になる人は是非ご覧ください!)
オンラインカジノに関する日本の法律
日本の法律の観点から見ると、オンラインカジノが合法か違法かを問われたら、グレーゾーンと答えるしかないのが現状です。日本の法律では、「オンラインカジノは違法ではない」という、はっきりとした明記がありません。
なので現時点では、オンラインカジノに関する法律がないことと、前述の2点さえ守れば、違法ではないというのが当サイトの見解です。
ちなみに、競馬・競輪・宝くじは国営のギャンブルなので問題はなく、パチンコやスロットも景品交換で報酬を得ているので問題ありません。
日本の現在の賭博罪について
日本の賭博罪について条文を見てみましょう。
刑法第百八十五条 【賭博】
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
刑法第百八十六条 【常習賭博及び賭博場開張等図利】
賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。
(刑法より抜粋)
要約すると、ギャンブルの主催とギャンブルのプレーを禁止するという法律です。ちなみに、競馬や競輪等は国が認めた国営ギャンブルのためこれらの法律からは例外となります。
違法なギャンブルをしてしまうと五十万円以下の罰金を払わなければいけないため、自分がこれから行うギャンブルは合法であるか違法であるか、必ず確認した上で遊ぶようにしましょう。
オンラインカジノの利用は賭博罪にあてはまらない仕組み
先ほど、賭博罪はギャンブルの主催とギャンブルのプレー両方を禁止する法律だと紹介しました。しかし、その理屈だとオンラインカジノも全て違法になるのでは?と思われた方も多いのではないでしょうか。
この疑問の答えになるのが、賭博罪の法律場の分類です。賭博罪は、必要的共犯の中の「対向犯」という犯罪に分類されます。この対向犯という犯罪は、罪として裁く際に必ず相手がいる必要がある犯罪です。
カジノで言えば、ギャンブルの主催とギャンブルのプレイヤー両者共に有罪の場合に適用されるのが賭博罪なのですが、オンラインカジノにおいて提供側がライセンスを持っている場合は有罪にはなりません。
”提供元が無罪である”という事が、オンラインカジノの利用が賭博罪に当たらない仕組みという事でした。ただ、今後の法改正によって情勢が変化する可能性ももちろんあります。
有罪となった事例
有罪となり逮捕者がでた事件がありますので、3つ紹介します。
2016年2月15日 NetBanQ事件
オンラインカジノが利用できる国内口座サービスを運営し客に賭博をさせたとして、千葉県警サイバー犯罪対策課は15日、常習賭博の疑いでさいたま市浦和区本太1、通信会社役員、益田伸二(50)と埼玉県蓮田市見沼町、自称会社員、島田賢一(43)両容疑者を逮捕した。
決済サービスを日本で運営していたのが問題になり、関係者が逮捕。プレイヤー数名が罰金、うち一人不起訴。
2016年3月10日 スマートライブカジノ事件
自宅のパソコンから無店舗型のインターネットカジノで賭博をしたとして、京都府警は、10日、賭博の疑いで埼玉県越谷市、コンピュータ部品製造会社経営関根健司容疑者(65)ら埼玉県と大阪府の利用者の男3人を逮捕した。
“日本人のディーラー”がいたことが問題となった事件。2名は罰金を支払い、1名は裁判の末不起訴に。
2016年6月10日 ドリームカジノ事件
インターネットのオンラインカジノサイトを運営し客と賭博したとして、京都府警は10日、常習賭博容疑で、大阪市中央区本町橋の会社役員、坂本拓也容疑者(39)ら実質運営者5人を逮捕したと発表した。
サポートが日本語で行われていたことなどから、国内で運営されていると判断され関係者が逮捕。
これらの事件のように、日本国内での運営や日本人だけ対象のオンラインカジノは、法に触れる可能性があり「逮捕」される危険性もあるので気を付けましょう。
運営会社が海外で、様々な国のプレイヤーが対象のオンラインカジノサイトを選ぶようにしましょう。
オンラインカジノは海外のライセンスを取得して初めて運営できる
オンラインカジノを運営するには、国または政府から正式なオンラインカジノライセンスを取得しなければ運営ができません。
ただ今オンラインカジノのライセンスを取得できるのは15か国となります。
【ヨーロッパ】
- イギリス(UK)
- ジブラルタル(イギリス領)
- マン島
- マルタ共和国(イギリス連邦加盟国)
- オルダニー島
- キュラソー島(オランダ領)
- アイスランド
【カリブ海諸国】
- アンティグア・バーブーダ(イギリス連邦加盟国)
- ドミニカ
【中南米付近】
- ベリーズ
- コスタリカ
- パナマ
【その他】
- オーストラリア北方領
- カナダ モホーク政府
- フィリピン
世界中に数千ものオンラインカジノサイトがありますが、正式なライセンスを取得しないまま運営しているサイトもありますので、自分がプレイしたいサイトがライセンス取得しているかは必ず確認してください。
取得していなければ、怪しいサイトと判断していいでしょう。詳細は下記の記事でも紹介していますのでチェックしてみてください。
各国のライセンスだけでなく、第三者機関との監視体制も
カジノライセンスとは別で、プレイヤーの皆さんが安全・公平・健全にプレイができるように、第三者機関にて主に運営体制やゲームの公平性、ユーザーへの還元率などの監査が行われています。
代表的な第三者機関として世界的に厳しい基準を設けている「eCOGRA」があります。
第三者機関は、プレイヤーとサイト運営の間で解決できないトラブルが発生した場合に、仲裁に入り問題を可決してくれます。
こういった第三者機関を設けているかは安全なサイト判断の指針となります。リアルマネーをかけるのであれば、こういった所も見逃せないポイントですので、しっかりチェックしましょう。
ライセンスを所持していないオンラインカジノは違法
先程も記載した通り、オンラインカジノは国または政府から正式なライセンスを取得しなければ運営ができません。
現在、日本ではオンラインカジノのライセンスは発行していないため、海外でライセンスを取得しているオンラインカジノを日本から遊ぶという形式がとられています。
つまり、オンラインカジノをプレイする際、海外でライセンスを取得しているか否かが違法かどうかの判断基準の一つになります。
海外で取得された正式なライセンスを持っていないオンラインカジノで遊ぶことは違法なので、絶対にプレイしないように気をつけてください。
カジノカフェとは違うの?
カジノカフェという名前は、大都市の繁華街などで聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このカジノカフェは別名インカジというものです。
名前だけみると、怪しい雰囲気は感じませんが、完全な違法店となっています。
オンラインカジノを利用する営業体制のため、ぱっと見は合法な感じがしますが注意が必要です。
ただ、金銭の動きの無いアミューズメントカジノも存在します。
このカジノは、ゲームをプレイするために料金を払うことにはなりますが、ゲームセンターのように純粋にゲームだけを楽しめる仕組みです。
バーなどに併設されていたり、営業形態は店舗ごとにそれぞれですが、プレイしたいのであれば事前に確認することが重要となります。
インカジについての違法性については、後述で詳しくご紹介します。
店舗(インカジ)でオンラインカジノをプレイすると違法
日本でライセンスが発行されていないという事は、オンラインカジノの提供元が国内にあるという事はあり得ないという事です。
国内で提供されているオンラインカジノの例として、店舗(インカジ)でオンラインカジノを遊ぶという物があります。
インカジとはインターネットカフェのような店構えで、店内に入ってPCの前に座ってオンラインでカジノゲームをプレイして、勝敗に応じてその場で店員から賞金を渡されるというサービスの事です。
店員から勝ち金を受け取った時点で、常習賭博および賭博場開帳等図利(刑法186条)が成立してしまい、逮捕につながります。
インカジを利用して逮捕された事例も過去にあるため、インカジでのオンラインカジノは絶対にやめましょう。