この記事では、「ブラックジャックでプレイヤーの勝率を向上させるための戦略」をカテゴリーごとに詳しく解説していきます。 ブラックジャックは、カジノゲームの中でも人気のあるトランプゲームです。また、バカラなどの他ゲームと比べて、運だけでなくどのような戦略をとるかで勝率は大きく変わってきます。
「カードの状態から最適なアクションを選択する」といった基本戦略から、賭け額を調整することで利益を最大化するベット戦略まで取り上げています。ブラックジャック初心者でも習得できるように分かりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- ブラックジャックの基本戦略
- ブラックジャックのカテゴリー別ベット戦略
- ブラックジャックの勝利確率について
ブラックジャックの基本的な勝ち方
まず初めに、ブラックジャックジャックにおける基本的な勝ち方について説明します。特に、ここでの戦略は「プレイヤーの手札とディーラーのオープンカードから最適なアクションを選ぶ」というものです。
ベーシックストラテジー
ベーシックストラテジーは、プレイヤーの最適な行動を選択するための基本的な戦略です。この戦略は、プレイヤーの最初の2枚のカードとディーラーのオープンカードの組み合わせに基づいて、次のアクションを決定します。 それぞれどのような選択をするかは、上の画像のように表でまとめられています。
そして、マス目のなかのアルファベットの意味は次の通りです。
- H(ヒット):追加でカードを引く
- S(スタンド):カードを引かない
- D(ダブルダウン):1枚だけ追加して賭け金を倍にする
- P(スプリット):手札を分けてそれぞれで勝負
例えば、自分の手札が「2」「8」で、ディーラーのオープンカードが「9」であれば、上の表よりダブルダウンが最適の選択となります。
また、今回はカードの合計値が指標となっていますが、他にも手札にAがある場合や2枚とも同じ数字の場合など違った指標を用いた表もあるので、詳しい内容は下の記事でチェックしてみてください。
カードカウンティング
ブラックジャックの戦略として2つ目に挙げられるのが「カードカウンティング」です。カードカウンティングはプレイヤーが次に引くカードが有利かどうかを判断するために行います。
例えば、自分の手札も含めてテーブルにあるカードの多くが、2や4などの低いカードであれば次に引くカードは10や絵札のような高いカードの可能性が高いと言えます。この場合、プレイヤーが有利な状況であると判断できるので、その時点でベットを増やすといった選択も可能になるのです。
これについても詳しいことは参考記事で解説していますが、カードカウンティングには注意すべき点があります。それは、カジノによってはカードカウンティングを禁止しているケースがあるということ。
禁止されてるカジノでカウンティングが発覚した場合は、ペナルティを受ける可能性もあります。そのため、カウンティングを行う際はプレイ前に、禁止されていないかどうかよく確認しておくようにしましょう。
ブラックジャックで勝つコツ
ここでは、ブラックジャックで勝つためのコツを紹介します。
ブラックジャックは手札に合わせてアクションをしなければならないので、どのようなアクションをしたら良いかわからない初心者にもおすすめです。
17〜21の場合はスタンド
ブラックジャックの基本戦略の一つに、17から21の間の手札を持っている場合はスタンド(カードを引かないこと)するというものがあります。
17以上の手札を持っている場合、次のカードを引くとバースト(合計が21を超えること)するリスクが非常に高くなります。バーストすると自動的に負けとなるため、安全圏にいると判断してスタンドするのが最適な手段でしょう。
一部の例外として、ソフト17(A+6)の場合があります。この場合、ヒット(カードを引くこと)してもバーストのリスクが低いため、ヒットする戦略を取る場合もあります。しかし、基本的には17以上の手札はスタンドをすることが勝つコツでしょう。
11以下はヒット
次に、手札の合計が11以下の場合は、ヒットすることが基本戦略となります。
手札が11以下の場合、次のカードを引いてもバーストするリスクがありません。万が一10がきてもバーストの危険がないのが理由です。
また、ブラックジャックでは21に近いほうが勝つので、手札の合計が11以下の場合、次に引くカードが10であれば21となり、一気に勝率が上がります。そのため、11以下の場合は迷わずヒットすること大切です。
例えば、手札が9の場合、次に10を引くと19となり、非常に強い手札となります。同様に、5や6を引いた場合でも、合計が14や15となり、次にもう一枚カードを引くことが可能となります。
Aと8が揃ったらスプリット
ブラックジャックでは、同じ値のカードが2枚揃った場合、スプリット(手札を2つに分けること)が可能です。特に、Aと8が揃った場合はスプリットすることで、高配当を狙うことができます。
Aはブラックジャックにおいて最も重要なカードで、1または11としてカウントできます。Aが2枚揃うことで、2つの手札それぞれにAが含まれる形となり、それぞれの手札でブラックジャックを狙うことができるでしょう。
また、8は中間値のカードで、単独ではそれほど強力ではありません。しかし、8を2枚持つ手札(合計16)は、ブラックジャックにおいて最もバーストしやすい危険な手札の一つです。そのため、8が揃った場合はスプリットしてリスクを分散させることができます。
ブラックジャックの勝ち方【高リターン型】
次に、「どのような賭け方をすると多くの利益を得られるのか」ということに焦点を合わせたベット戦略について紹介します。その中でもまずは、比較的高いリターンが狙える方法について説明します。ただし、高リターンが期待できる反面、リスクも高くなる可能性があるので、注意が必要です。
必勝法【高リターン型】 | 特徴 | 詳細 |
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マーチンゲール法 |
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詳細 |
パーレー法(逆マーチンゲール法) |
|
詳細 |
10ユニット法 |
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詳細 |
ココモ法 |
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詳細 |
マーチンゲール法
マーチンゲール法の基本情報 | |
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やり方 |
|
メリット |
○損失を一度の勝利で取り戻せる |
デメリット | ●負け続けると損失額が一気に膨らむ ●最大ベット額に注意する必要がある |
マーチンゲール法は配当が2倍(勝率がほぼ50%)のゲームで使用可能です。そのやり方はシンプルで、「負けたら賭け金を2倍にする」というものになります。そうすることで、一度ゲームに勝つだけで収支をプラスにすることができます。
注意点としては、「負け続けた場合、損失額が急増してしまう」こと。そのため、ある程度の軍資金を用意しておく必要があります。資金に余裕がないという方には、あまりおすすめできません。
パーレー法(逆マーチンゲール法)
パーレー法の基本情報 | |
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やり方 |
|
メリット |
○連勝すると多くの利益を得られる |
デメリット | ●一度負けると利益がゼロになる |
パーレー法はマーチンゲール法と正反対の戦略です。「勝ったら賭け金を2倍」にします。パーレー法では、勝つごとにベット金額を増やすので、連勝すれば一気に勝利金を増やすことができます。
しかしその反面、一度ゲームで負ければそれまでの利益はゼロになります。そのため、予め連勝数を決めておいて、それが達成されたらベット額をリセットするという手法をとることが多いです。例えば、連勝数を「3」とすれば、3連勝した時点でその分の勝利金は確定となります。
10ユニット法
10ユニット法の基本情報 | |
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やり方 |
|
メリット |
○着実に利益が得られる |
デメリット | ●メモを取る必要がある |
10ユニット法では、まず紙に「1」を10個書くところから始まります。そして、この数列の両端を足したのがベット額です。今回は分かりやすいように、1=1ドルとして考えます。
すると、最初の賭け金は1+1=2ドルです。 最初のゲームで勝った場合は、両端の1を消し、次のゲームも同じようにして2ドルをベットします。負けた場合は、右端の数字に1を付け足します。
この操作を繰り返し、最終的に数列がなくなると、10ドルの利益を得ることができるのです。 10ユニット法は少し複雑なのでメモを必要としますが、着実にゲームを進めることが可能です。
ココモ法
ココモ法の基本情報 | |
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やり方 |
|
メリット |
○一度の勝利で損失額が回収される |
デメリット |
●2倍配当のゲームでは使えない |
ココモ法は3倍配当のゲームで利用できる戦略です。なので、2倍配当のブラックジャックよりもルーレットなどのゲームの方が適していますが、手法の一つとして覚えておいて損はないでしょう。
ココモ法は「前回と前々回のベット額の合計を賭ける」ため、3回目のゲームからスタートします。すると、1度の勝利で損失を取り戻せるだけでなく、負けてもマーチンゲール法と比べてリスクは小さいのが特徴です。
ブラックジャックの勝ち方【低リスク型】
次に、低リスクなブラックジャックのベット戦略について解説します。ここで紹介する方法は比較的損失が膨らまない仕組みになっていますが、その一方で大きなリターンは見込めません。そのため、少しずつ利益を積み重ねていくプレイヤーに最適な手法となります。
必勝法【低リスク型】 | 特徴 | 詳細 |
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オスカーズグラインド法 |
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詳細 |
イーストコーストプログレッション法 |
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詳細 |
2in1法 |
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詳細 |
31システム法 |
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詳細 |
オスカーズグラインド法
オスカーズグラインド法の基本情報 | |
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やり方 |
|
メリット |
○少額からベットができ、リスクが小さい |
デメリット | ●連敗すると損失額を取り戻すことが困難になる |
オスカーズグラインド法は「勝った時にベット額を1ユニット増やす」という手法です。例えば、はじめに3ドルを賭けて勝利した場合は、次のゲームで3+3=6ドルをベットします。10ユニット法と同じように、1ユニットの金額は自分で決めることができます。
負けた場合は、賭け金は据え置きとなるので、損失が大きくなるリスクは小さいです。ただし、負けが長く続くと、リターンが小さい分損失額を取り戻すことが難しくなるという点には注意しましょう。
イーストコーストプログレッション法
イーストコーストプログレッション法の基本情報 | |
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やり方 |
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メリット |
○負けても利益を得ることができる |
デメリット |
●効果を出すには3連勝が必須条件となる |
イーストコーストプログレッション法は、3ゲーム目からスタートします。ベット方法は表のとおりです。この手法だと、3連勝以上した時点であれば、ゲームに負けてもプラスを維持することができます。
ただ、この戦略の効果を発揮するには、3連勝する必要があります。その確率は約12.5%と決して高いものではありません。そのため、2連勝するまではなるべく賭け金を抑えるのが得策です。
2in1法
2in1法の基本情報 | |
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やり方 |
|
メリット |
○2回の損失額を1度に取り戻すことができる |
デメリット | ●この手法単独では利益が出せない ●メモが必要 |
2in1法は利益を獲得するというよりも「負けた分を取り戻すのに特化した」手法です。そのため、2連敗した時点で使います。 2in1法では、まず前回と前々回のベット金額をメモします。例えば、それぞれ1ドルを賭けたとしたら、「1,1」と書きます。
そして、3ゲーム目のベット金額はその数列の両端の合計値です。(今回は、1+1=2ドルとなります。) それでも、負けた場合は数列の右側にベット金額を書き足します。(この場合だと、2ドルを書き足して「1,1,2」)逆に勝った場合は、数列の両端の数字を1つずつ消します。
31システム法
31システム法の基本情報 | |
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やり方 |
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メリット |
○2連勝すれば利益が確定する |
デメリット | ●連勝できないと利益が出ない ●表の使い方を理解する必要がある |
31システム法では、下のカウント表を用いてベット額を決めます。最初はA-1からスタートです。そして、ゲームに勝ったら一つ下のマスB-1に進み、負けたら右のA-2に進みます。(右に移動できなければ次の段に進みます)
その手法を繰り返し、最後のD-2にたどり着くまでに2連勝すると利益が確定します。加えて、2連勝できなくとも損失額は31ドル以下に抑えることができます。
1 | 2 | 3 | |
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A段階 | A-1 [1ドル] | A-2 [1ドル] | A-3 [1ドル] |
B段階 | B-1 [2ドル] | B-2 [2ドル] | - |
C段階 | C-1 [4ドル] | C-2 [4ドル] | - |
D段階 | D-1 [8ドル] | D-2 [8ドル] | - |
ブラックジャックの勝ち方【バランス型】
続いて、ブラックジャックのベット戦略の中でも、リスクとリターンのバランスが良いものについて紹介します。これらの手法では、リスクを抑えながらも上手くいけば利益を増やすことができるので、それなりに資金がある方におすすめです。
必勝法【バランス型】 | 特徴 | 詳細 |
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グッドマン法 |
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詳細 |
ウィナーズ法 |
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詳細 |
モンテカルロ法 |
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詳細 |
バーネット法 |
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詳細 |
グッドマン法
グッドマン法の基本情報 | |
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やり方 |
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メリット |
○連勝すれば利益が大きくなりやすい |
デメリット | ●連勝しないと利益が出ない |
グッドマン法は別名「1235法」とも呼ばれており、その名の通り、勝つたびに「1→2→3→5」の順番でベットしていく手法です。初めの方は、ベット金額が低めに設定されているので、損失が一気に増えることは少ないと言えます。
グッドマン法のデメリットとしては、連勝が必要になるということ。これは、他の戦略でも言えることですが、グッドマン法でもその傾向があります。続けて勝てない限り、利益は生まれにくいので、注意しましょう。
ウィナーズ法
ウィナーズ法の基本情報 | |
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やり方 |
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メリット |
○確実にリカバリーできる |
デメリット |
●一度に大きな利益は出にくい |
ウィナーズ法は2in1法とよく似た戦略で、2連敗したところからスタートします。2in1法は損失を取り戻すのに特化した方法でしたが、ウィナーズ法は「損失を取り戻し、収支をプラスにする」所までを目標としています。
ベット額を書き並べ数列をつくり、最終的に数列が無くなればその時点で利益が確定します。目標がしっかりと定まっている分、確実にプレイすることができるでしょう。
モンテカルロ法
モンテカルロ法の基本情報 | |
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やり方 |
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メリット |
○勝利回数が少なくても利益が出やすい |
デメリット | ●一度に大きな利益は出にくい ●メモが必要 |
モンテカルロ法も、ウィナーズ法と2in1法によく似ています。大きく違うのは、2連敗せずとも最初から使用できるというところです。そのため、初めの数字はそれまでのベット額の代わりに「1,2,3」と書きます。
また、モンテカルロ法は勝利した時には数列の両端を消します。なので、ウィナーズ法に比べて短時間で利益が出やすいというのが特徴です。ちなみに、この手法は2倍配当のゲームだけでなく、3倍配当のゲームでも使うことができます。
バーネット法
バーネット法の基本情報 | |
---|---|
やり方 |
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メリット |
○勝ち負け数が同じでも連勝すれば利益が出る |
デメリット | ●連勝しないと利益が出ない |
バーネット法は先に紹介したグッドマン法に似た戦略です。勝利するごとに、グッドマン法は「1235」の順で賭けるのに対して、バーネット法は「1326」という少し変則的な順番でステップアップします。
繰り返しになりますが、この種類の手法では連勝することが必要条件です。しかし、全体数はグッドマン法よりもバーネット法の方が大きいため、連勝すればするほど利益の伸びはバーネット法の方が大きくなります。
実際に稼げたブラックジャックの勝ち方3選
ここでは、実際に稼ぐことができたブラックジャックの勝ち方を3つ紹介します。
基本ベット額は1ドルで、10回ずつプレイしました。プレイしたゲームはブラックジャックネオです。
また、今回はインシュランスやスプリットなどのアクションなしで進めました。
パーレー法
パーレー法は、勝ったらベット額を倍にするシンプルな勝ち方です。
負けているときはベット額を抑えることができ、連勝時は一気に高配当を狙うことができます。
実際にパーレー法を試したところ、以下のように+16ドルという結果になりました。
今回はたまたま運よく、連勝しているときにブラックジャックになったので最後に20ドル獲得して+なっています。
このように、パーレー法は大きく+になった時点でやめるのがおすすめです。
回数 | 勝敗 | 掛け金 | 回数 | 勝敗 | 掛け金 |
---|---|---|---|---|---|
1回目 | × | 1ドル | 6回目 | × | 1ドル |
2回目 | ◯ | 1ドル | 7回目 | ◯ | 1ドル |
3回目 | ◯ | 2ドル | 8回目 | ◯ | 2ドル |
4回目 | ◯ | 4ドル | 9回目 | ◯ | 4ドル |
5回目 | × | 8ドル | 10回目 | ◯ | 8ドル |
グッドマン法
グッドマン法は、勝つたびに【1→2→3→5】の順番に掛け金を変動していく勝ち方です
今回は、5ドルまでいって勝った場合は1ドルに戻ってリスクを抑えてすすめました。
結果、+10ドルという利益をだしています。連勝が多かったので大きな利益になっていますが、掛け金の変動が大きくないので、リスクを抑えることもできます。
回数 | 勝敗 | 掛け金 | 回数 | 勝敗 | 掛け金 |
---|---|---|---|---|---|
1回目 | ◯ | 1ドル | 6回目 | ◯ | 5ドル |
2回目 | × | 2ドル | 7回目 | ◯ | 1ドル |
3回目 | ◯ | 1ドル | 8回目 | ◯ | 2ドル |
4回目 | ◯ | 2ドル | 9回目 | 引き分け | 3ドル |
5回目 | ◯ | 3ドル | 10回目 | × | 3ドル |
マーチンゲール法
今回、+になったものの、収益が少ないのはマーチンゲール法で+4.50です。
マーチンゲール法は、負けたらベット額を倍にしていく勝ち方で、連敗時に勝ったら一気に損失分を回収することができます。
今回は1回目でプラックジャックになり、いきなり2.50ドル分利益になりました。
そのため、マーチンゲール法は大きく利益を狙うのは難しいベッティング法な印象ですが、損失分を回収したい方におすすめです。
回数 | 勝敗 | 掛け金 | 回数 | 勝敗 | 掛け金 |
---|---|---|---|---|---|
1回目 | ◯ | 1ドル | 6回目 | 引き分け | 1ドル |
2回目 | 引き分け | 1ドル | 7回目 | × | 1ドル |
3回目 | × | 1ドル | 8回目 | ◯ | 2ドル |
4回目 | × | 2ドル | 9回目 | × | 1ドル |
5回目 | ◯ | 4ドル | 10回目 | ◯ | 2ドル |
ブラックジャックの勝ち方についてよくある質問
このトピックでは、ブラックジャックの必勝法についてよくある質問とその回答を紹介します。具体的に以下の問いに答えています。
ブラックジャックの勝利条件は?
ブラックジャックはディーラーvsプレイヤー(私たち)の構成で行われるトランプゲームです。そして、我々プレイヤーの勝利条件は次の通りです。
- 手持ちのカードの合計がディーラーよりも「21」に近い
- ディーラーがバーストする(手持ちのカード合計が「21」を超える)
ディーラーがバーストするかどうかは100%運なので、私たちにできることはありません。そのため、プレイヤーは手札の合計をなるべく「21」に近づけることが最優先となります。そして、手札の合計を21に近づけるには、初めに紹介したベーシックストラテジーやカウンティングが有効になるのです。
ディーラーがブラックジャックだった場合はどうなる?
ブラックジャックでは初めに2枚のカードが配られますが、その時点でカードの合計値が21だった場合は、「ブラックジャック(ナチュラルブラックジャック、ナチュラル21)」となります。
この役はブラックジャックの中で一番強いです。 そのため、ディーラーがブラックジャックとなった場合は、プレイヤーもブラックジャックでない限り、プレイヤーの負けとなります。
もし、プレイヤーとディーラーの両方がブラックジャックであれば、引き分けとなり賭け金はそのまま返却されます。ちなみに、プレイヤーのみがブラックジャックを成立させた場合は、ベット額の2.5倍が払い戻されます。
ブラックジャックで勝ったらどうなる?
ブラックジャックで勝利した場合は、基本的にベット金額の2倍の額が支払われます。反対に、負けた時はベットした金額はすべて没収されます。しかし、ゲームに負けても、決められた役が成立すれば、配当を貰えることがあります。
役の成立による配当を受け取るには、メインベットとは別にサイドベットをすることが必要です。その代わり、役が指定の役が揃えば、ゲームの勝敗に関わらず、配当が受け取れます。また、こうしたサイドベットの配当は通常ベットよりも高いのが特徴です。 役の成立条件や配当などの詳しい内容は参考記事で確認できます。
ブラックジャックの勝率はどれくらい?
引き分ける確率(約8%)を考慮すると、ブラックジャックでプレイヤーが勝利する確率は約42.2%です。ただ、引き分けた場合は、賭け金は全額戻ってくるので、プレイヤーの勝利確率は50%と考えても問題ないでしょう。
また、勝率を考えるうえでは期待値にも着目する必要があります。期待値とはゲームをしたときにどれくらいの配当が得られるかを表したものです。ブラックジャックの期待値は99%を超えているため、比較的安定して利益を得られることが分かります。
ブラックジャックが遊べるおすすめオンラインカジノ
最後に、ブラックジャックが遊べるおすすめオンラインカジノについて紹介します。どれも多くの人気を集めていますが、それぞれで違った魅力もあるので、ぜひ参考にしてみてください。主なボーナスもまとめておきます。
ベラジョンカジノ
ベラジョンカジノはトップクラスで知名度が高く、信頼があついオンラインカジノです。ベラジョンカジノでしか遊べない限定ゲームも多く用意されています。
また、ベラジョンカジノでは、ギャンブル依存症を防ぐために「自己規制システム」があります。ゲームのプレイ時間や入金額を自分で規制することができ、ギャンブルのやりすぎを防いでくれます。 加えて、ベラジョンカジノには無料版もあるので、お金を賭けるのは少し不安という方はそちらで遊ぶと良いでしょう。
主なボーナス | 内容 | 出金条件 |
---|---|---|
【当サイト限定】入金不要ボーナス | 登録するとフリースピン150回(ゴールデンチケット)が貰える | 20倍 |
入金ボーナス |
初回:入金額100%(最大500ドル) 2回目:入金額の50%(最大250ドル) 3回目:入金額の100%(最大200ドル) |
20倍 |
スピンクレジット | 最大50ドルのスピンクレジット | 20倍 |
コニベット
コニベットでは、非常にたくさんのゲームで遊ぶことができます。ゲーム総数は2,600を超え、スロットやライブカジノなどの定番ゲームだけでなく、シューティングゲームやスポーツベットなどひと味違ったゲームも楽しめるのが魅力です。
また、コニベットは出金スピードが早いことで有名です。公式サイトでも、「最短5分!」と記載されているほどです。時間がかかるとされている銀行振込による出金でも、平均で30分程度で出金が反映されます。 コニベットの主なボーナスは下の表のようになりますが、出金条件が低めに設定されている点はとても助かります。
主なボーナス | 内容 | 出金条件 |
---|---|---|
【当サイト限定】入金不要ボーナス | 登録すると50ドル貰える | 5倍 |
【当サイト限定】初回入金ボーナス |
入金額の100%(最大500ドル) |
20倍 |
初回入金キャッシュバック | 最大650ドルのキャッシュバック | なし |
バースデーボーナス | VIPランクに応じて50~2,000ドル | 5倍 |
レベルアップボーナス | VIPランクに応じて50~2,000ドル | 5倍 |
ラッキーニッキー
ラッキーニッキーでも多種多様なゲームで遊べますが、ラッキーニッキーはサポート体制が特に充実しています。メール・チャット・電話に加えて、LINEでも気軽に相談することが可能です。どれも日本語で24時間いつでも利用できます。
また、ラッキーニッキーはスマホアプリにも対応しています。ダウンロードすれば、ちゃっとした空き時間でも手軽にゲームを楽しめるので、まとまったプレイ時間が取れないという方にはおすすめです。
主なボーナス | 内容 | 出金条件 |
---|---|---|
【当サイト限定】入金不要ボーナス | 登録すると40ドル貰える | ボーナス額×60倍 |
【当サイト限定】ウェルカムボーナス(①と②のどちらかを選択) |
①入金額の100%ボーナス(最大500ドル) ②入金額50,100,200%のランダムボーナス(最大500ドル) |
①ボーナス額×60倍 ②(入金額+ボーナス額)×60倍 |
通常のウェルカムボーナス | 入金額の100%ボーナス(最大300ドル)+対象ゲームのフリースピン50回 | (入金額+ボーナス額)×30倍 |
自分に合った必勝法を見つけよう
ここまで、ブラックジャックの勝ち方について詳しく解説してきました。どの戦略が良いかはプレイヤーによって異なってくるので、自分に合った方法を探してみましょう。今回紹介した手法を組み合わせるのも良いかもしれません。
最後にこの記事の主な内容をまとめておきます。
- 基本的戦略:ベーシックストラテジー、カードカウンティング
- ベット戦略【高リターン型】:マーチンゲール法、パーレー法など
- ベット戦略【低リスク型】:オスカーズグラインド法、2in1法など
- ベット戦略【バランス型】:グッドマン法、バーネット法など