マーチンゲール法の勝率をアップさせる2つの方法
マーチンゲール法を上手に活用するためにはちょっとしたポイントがありますので、ご紹介します。
連敗しそうになったら「空回し」で勝負を避ける
ルーレットによっては「空回し」といってお金をベットせずにルーレットを回すことも可能です。
空回しの使い方を紹介
確率約50%である赤・黒へのベットであれば、何度か同じ色が連続で出るのを待ちます。確率1/2が連続で3回続く確率は約12.5%、5回続く可能性は約3.1%です。
5回連続で赤が出るまで待って黒にベットすると次の6回目も赤になる確率は約1.5%です。ということは理論上は約98.5%で黒にベットすれば勝てます。(100%ではない点に注意)
このように確率を計算することで勝率を高めることが可能です。何度も連敗して「次は負けられない」というときには、粘り強く片方の色が連続するまで空回しをするのも一つの手です。
空回しができるルーレットのひとつに「French Roulette」があります。ベラジョンカジノでプレイできるので、空回しを利用したい方はこちらからどうぞ。
パーレー法と組み合わせて勝ちを大きくする
マーチンゲール法の欠点は、負けたときにベット額を大きくするリスクを抱えるのに対し、勝ったときの利益が小さいことです。連続したゲームで見たときにプラスにしやすい反面、金額は小さくなりがちです。
そこで「逆マーチンゲール法」と呼ばれるパーレー法を組み合わせて、勝ちを大きくします。
パーレー法はマーチンゲール法の反対に勝ったときにベット額を倍にする攻略法です。負けを小さく、勝ちを大きくするマーチンゲール法とは反対の考え方です。
これを組み合わせて勝ちも負けもベット額を2倍にして、実際にゲームをしてみました。
ベット額(ドル) | ベット対象 | 結果 | 資金(開始時点からの差額) |
---|---|---|---|
1 | 赤 | 勝ち | +1ドル |
2 | 黒 | 負け | -1ドル |
4 | 赤 | 負け | -5ドル |
8 | 黒 | 勝ち | +3ドル |
16 | 赤 | 負け | -13ドル |
32 | 黒 | 負け | -45ドル |
64 | 赤 | 勝ち | +19ドル |
128 | 黒 | 勝ち | +147ドル |
256 | 赤 | 負け | -109ドル |
512 | 黒 | 勝ち | +403ドル |
10回ルーレットを回した結果は5勝5敗でプラス403ドルの収支になりました。ベット額を毎回上げるので資金は必要になりますが、やめどきを間違えなければ勝てる攻略法です。
ポイントは勝ったタイミングでやめること。表を見れば分かりますが、9回目の時点では109ドルのマイナスです。最後に勝ったタイミングでやめるのが何よりも大切。
ベット上限に達する前にベット額をリセットするようにだけ気を付けてください。
各種ギャンブルにマーチンゲール法は使えるか解説!
オンラインカジノ以外のギャンブルでもマーチンゲール法は使えるのか解説します。
日本ではいくつもギャンブルがあります。
- 競馬
- 競艇
- FX
- バイナリーオプション
参加した複数の中から勝つ馬・ボートを予想する競馬・競艇と、相場チャートの上がり下がりを予想するFX・バイナリーオプションでは、配当の割合も流れもまったく違います。
そんな異なるギャンブルでも、それぞれでマーチンゲール法は使えるのでしょうか?ひとつひとつ見ていきましょう!
競馬でマーチンゲール法は使える?
競馬でもマーチンゲール法は使えます!
オッズが2倍になる馬にベットすれば、マーチンゲール法を使っても問題なく進められます。競馬でオッズが2倍になりやすいのは単勝1番人気の馬です。もし2倍のオッズがない場合も少し工夫すればマーチンゲール法を使ってベットできます。
損失額÷(オッズー1)の計算をすればオッズが2倍以外の馬券を購入してもマーチンゲール法を使えます。
例えば100円で購入して負けた次のレース、オッズが3倍の馬にベットしたい場合は200÷(3-1)で100円の購入をすればOKです。オッズが1.5倍の場合は200÷(1.5-1)で400円の購入をしてください。
オッズが2倍よりも低くなれば購入額が大きく、2倍よりも大きければ購入額が小さくできます。
競艇でマーチンゲール法は使える?
競艇も競馬と同じくマーチンゲール法を使えます。競艇もレースや予想するボートによって配当が異なるので、その都度カンタンな計算をして購入するのがおすすめです。
損失額÷(オッズー1)の計算は競艇でも使用可能です。競馬と同じように今までの損失額と配当を計算すれば「いくらで購入すれば当たった時に損失を取り返せるのか」が分かります。
ただ注意したいのはマーチンゲール法を使うときはあくまでも勝率が50%であることが前提です。
競馬でも競艇でもいえることですが、予想的中率が50%を大きく下回るようでは負け越す可能性が高くなります。予想の的中率に自信がない人は、競馬・競艇でマーチンゲール法を使うのは賢明ではありません。
FXでマーチンゲール法は使える?
FXでもマーチンゲール法は使えます。
1000円相当の通貨単位で取引を始めるとして、50~60万円の資金、さらに一時的な損失やロスカットの分も考慮して100万円ほどの資金が準備できれば、安心してマーチンゲール法を活用できます。
ただFXでマーチンゲール法を使い取引をする場合は、やはり勝率50%を維持できるかどうかが成功or失敗を分けるカギになります。
実際にマーチンゲール法で取引を始める前に一度でも取引などを利用して「勝率50%以上をキープできるのか」自身の取引勝率を確認してから始めることがおすすめです。
なんとなくマーチンゲール法でFX取引をはじめて「勝率が低くて資金を溶かしてしまった…」なんてことがないよう、注意しましょう。
バイナリーでマーチンゲール法は使える?
バイナリーオプションでマーチンゲール法は使えます。ここで紹介した4つの中では一番相性が良いです。
バイナリーオプションは短時間の取引であれば配当が2倍近い(サービスにもよるが1.95倍など)ため、マーチンゲール法を使いやすい投機です。
選択肢も上がるか下がるかの2択で、FXのように「どのくらい上がるか」など変動幅は気にする必要がありません。
ただ、値動きの少ない時間帯だと判定時刻後も動きがなく、負け判定となってしまうこともあります。ある程度チャートに動きがある時間帯を狙って取引してください。