日本でも急速に広まりつつあるオンラインカジノ。巣ごもり需要もあってか、オンラインカジノの利用者数は急増しています。オンラインカジノはギャンブルの一種です。勝つこともあれば負けることもあり、ギャンブルには借金という恐怖がいつも後ろをつきまといます。
無理なく支払える範囲で遊ぶ分はとくに問題ありません。しかし、ついつい熱中してしまうと時には支払いが困難なぐらいお金を使ってしまうこともあるでしょう。借金を返済できなくなったときにはどうすればいいのか?ここでは「自己破産」にフォーカスを当ててみました。
この記事では「オンラインカジノで借金をしない方法」や「オンラインカジノの借金についての自己破産」についてを説明しています。もちろん借金をしないことがなにより重要ですが、借金をして返済できなくなったときにどのような対応をするのかも大切になります。
ぜひ、この記事を読んで健全にオンラインカジノを楽しんでください。
オンラインカジノの借金は自己破産できる?
オンラインカジノの借金は自己破産が可能です。下記の内容について詳しく説明していきます。
- 裁量免責になれば可能
- オンラインカジノの借金で自己破産が認められたケースがある
自己破産を検討している人にとって必読すべき内容なので、ぜひご覧ください。
裁量免責になれば可能
オンラインカジノで作った借金は、裁判官から裁量免責を認められれば自己破産できます。一般的にオンラインカジノで作った借金は自己破産によって免責されないようになっています。しかし、裁判官が裁量面積を認めることで自己破産が可能になるのです。
裁量免責とは?
裁量免責とは、法律上は自己破産が認められていない理由でも裁判官の判断によって自己破産を認める制度のことです。自己破産を認めていない理由は「免責不許可事由」と呼ばれ、ギャンブルや不当な方法で金銭を得ることなどが該当します。
法律上、自己破産が認められていないオンラインカジノでの借金も、裁判官が裁量免責を認めれば自己破産が可能になります。いかに裁判官に更生することを認めてもらえられるかが重要なのです。
約97%が裁量免責になる
たとえオンラインカジノで作った借金だったとしても、ほとんどの場合は裁量免責が認められています。その割合は約97%ともいわれており、認められないケースとしては「裁判所からの出頭命令に応じなかった」「必要書類を提出しなかった、提出書類に不備があった」などがあげられます。
基本的にオンラインカジノの借金が原因で裁量免責が認められないというケースはほとんどありません。専門家の言うとおりに対応していれば、よほどのことがない限り裁量免責は認められるでしょう。
オンラインカジノの借金で自己破産が認められたケースがある
オンラインカジノの借金で自己破産が認められるケースは多くあります。ただし、借金を作ってしまえばとにかく自己破産をすればなんとかなる、という気持ちは捨てなければなりません。大事なのは借金をしないこと。使ってもよい範囲の金額で、健全にプレイすることです。
自己破産することでさまざまなことに制限が掛けられるので、最終手段だと考えておくとよいでしょう。
今後いかに更生するかが重要
裁量免責を認めてもらうためには、自己破産をしたあとにいかに更生して健全な生活を送るか主張しなければなりません。そのためには、具体的な対応策を説明する必要があります。
たとえばギャンブルをやめられないという人の場合「ギャンブル依存症の治療を行う」「家族に監視してもらう」など、具体的にどのようにしてギャンブルをしないようにするかが大切なのです。
もちろん、隠し事や虚偽の報告をせずに後ろめたいような借金でもしっかり伝え、借金に対して誠意を持って対応する必要があります。
オンラインカジノで自己破産することによるデメリット
自己破産はオンラインカジノで作った借金をすべてなくしてしまう、魔法のような制度です。しかし、自己破産をすることで主に下記のようなデメリットが考えられます。
- 信用情報機関のブラックリストに載る
- クレジットカードやローンが使えなくなる
- 自己破産中には就けない仕事がある
- 官報に掲載される
- 100万円以上の資金と資産を失う
- 保証人に請求がいくことも
デメリットをしっかりと把握したうえで、自己破産を行うか検討するとよいでしょう。
信用情報機関のブラックリストに載る
自己破産を行なうと、主に金融業界で使われている信用情報機関のブラックリストに載ってしまいます。載ると基本的に7年~10年は借入ができなくなります。ローンなども審査が通らなくなるので、大きな買い物でも一括で購入しなければならないのです。
クレジットカードやローンが使えなくなる
信用情報機関のブラックリストに載ってしまうことで、クレジットカードやローンが使えなくなります。新しいクレジットカードの作成はもちろんのこと、今まで使っていたクレジットカードも使えなくなってしまうのです。
普段からクレジットカードをよく使っていた人にとっては非常に不便な生活を送らなければなりません。
自己破産中には就けない仕事がある
自己破産の手続き中には就けない仕事がいくつかあります。主な禁止されている職業は下記になります。
- 弁護士
- 司法書士
- 税理士
- 行政書士
- 公認会計士
これらの職業がすべてではありませんが、一般的に人のお金を扱う仕事は資格が停止します。つまり、それらの資格に準ずる業務を行えないのです。
官報に掲載される
自己破産を行うと、官報に掲載されてしまいます。官報とは、国が発行している新聞のようなものです。
取り扱っている店は裁判所に併設している本屋のみ。そのため、ほとんどの人は購読していないので、掲載されたとしてもそれほど影響はないのかもしれません。
100万円以上の資金と資産を失う
自己破産を行うと、車や自宅などの資産が没収されてしまいます。また、現金においても99万円までしか所持が許されていません。
100万円以上の現金を持っていると、99万円から超えた金額はすべて没収されてしまいます。
保証人に返済の請求がいくことも
自己破産をしても借金が完全になくなるわけではありません。請求は債務者ではなく保証人にいくのです。そのため、保証人は借金を代わりに支払うか、自分自身も自己破産するかを選択する必要があります。
自己破産をするということは、自分がデメリットを負うだけでなく、保証人にも迷惑がかかるということを念頭に置いておかなければなりません。
オンラインカジノで自己破産をしてしまう人の特徴
オンラインカジノで自己破産をしてしまう人には、主に下記の特徴があります。
- 熱くなりやすい
- 出金申請が待てない
- 過去に大勝ちした経験がある
- 損切りや利食いができない
- クレジットカードで入金をする
このような特徴に当てはまる人は、プレイする際には十分注意をしてください。
熱くなりやすい
オンラインカジノに限らず、ギャンブル全般において熱くなりやすい性格は非常に危険です。勝つためには常に冷静になることが求められるからです。
負けが続いていると、ついつい熱くなってしまい一発逆転を狙う。無理なベットをすることで借金を重ねてしまうのです。常に冷静に物事を考えられない人は、オンラインカジノをするには非常に危険だといえるでしょう。
出金申請が待てない
出金申請が待てない人も、オンラインカジノで自己破産をしてしまう可能性があります。オンラインカジノでは稼いだお金を出金するためには、出金申請をしてから1~3日ほど待たなければなりません。申請をしてから数日待つことで初めて口座などに着金されるのです。
この数日間を待てない人は借金をしてしまう危険な兆候が見られます。せっかく稼いだお金も出金する前に使ってしまうと、最終的には収支がマイナスになってしまうのです。
過去に大勝ちした経験がある
ギャンブルにはビギナーズラックがあり、初心者は大勝ちしやすいといわれています。しかし、この大勝ちした経験も借金や自己破産の原因になってくるのです。
少額のベットが一瞬で大金になるあの感覚は、初心者にとっては強烈な印象を与えることでしょう。その結果、やり続けていたらまたあのような大勝ちができる、と自然と考えてしまうのです。
一般的にビギナーズラックは長く続きません。オンラインカジノを含むギャンブルで勝つためには、堅実に収支をプラスにしていくことが最も近道なのです。
損切りや利食いができない
損切りや利食いができないと、オンラインカジノで勝つのは難しいでしょう。損切りとは、ある程度負けた段階でゲームをやめること。利食いとは、ある程度勝った時点でゲームをやめることです。
負け続けていると損失を取り戻したくなる、勝ち続けているともっと勝てると思いついついベットしてしまう。このように無理なベットをすることで、結果的にマイナスになり借金へとつながっていくのです。
クレジットカードで入金をする
クレジットカードでの入金は、便利な反面非常に危険だといえるでしょう。クレジットカードは、登録情報を入力するだけですぐに入金ができます。また、支払いが大きくなると分割払いも選択できる便利な決済方法です。
オンラインカジノで借金をする人は、クレジットカードの利用可能額がついつい預金残高のように感じてしまいます。自分のお金のような錯覚を起こしてしまい、限度額いっぱいまでベットしてしまうのです。
限度額がいっぱいになると新しいカードを作り、さらに借金を重ねる。これこそが、オンラインカジノで自己破産をしてしまう人の典型的な例だといえるでしょう。
オンラインカジノで借金や自己破産をしないための方法
オンラインカジノで借金や自己破産をしないためには、下記の点に気をつけなければなりません。
- オンラインカジノは娯楽目的でプレイする
- 1日の上限金額やプレイ時間をあらかじめ決めておく
- 稼いだお金は定期的に出金する
- 借金をオンラインカジノで返そうと考えない
一つひとつを意識しながらプレイすることで、借金を避けられる可能性が高くなります。
オンラインカジノは娯楽目的でプレイする
オンラインカジノで稼ごうと考えてはいけません。あくまで娯楽目的でプレイしていることを忘れないでください。オンラインカジノは他の公営ギャンブルなどと比較するとペイアウト率は高くなっていますが、最終的には胴元が勝つようになっています。
オンラインカジノは負けても問題ないお金を使用してください。あくまで娯楽の一つなのですから。
1日の上限金額やプレイ時間をあらかじめ決めておく
1日あたりいくらまで使うか、何時間プレイするかなどをあらかじめ決めておいてください。大事なのは、事前に決めた自分のルールを必ず守ることです。ルールを守ることで、大きな損失を避けられるようになります。
その日の損失はマイナスだと考えないでください。長期的に見てプラスかマイナスかで収支を判断しなければならないのです。
稼いだお金は定期的に出金する
オンラインカジノで勝ったお金は、定期的に出金するようにしてください。出金せずにそのまま置いていると、また使いたくなってしまうからです。オンラインカジノは、最終的に必ず胴元が勝つようになっています。
そのため、大切なのはどのタイミングで勝負を降りるかです。最初は勝っていても出金せずにそのままプレイし続けていると、最終的には負けが多くなっていき、収支もマイナスになってしまいます。
ある程度の利益が出た時点で出金することが、勝つためには必要になっています。
借金をオンラインカジノで返そうとは考えない
「高ボラティリティのゲームで勝てば借金を返済できる」この考えは非常に危険です。一度や二度ぐらいは勝ったお金で返済はできるかもしれません。しかし、長くは続きません。オンラインカジノでは必ず負けるときがきます。
とくに借金の返済に充てようとしている人は、無理なベットをしがちです。この状況で負けてしまうと大きな損失へとつながってしまいます。
借金は、地道にコツコツと返済していくことが一番の近道なのです。
評判が高い!稼げるおすすめオンラインカジノ3選
オンラインカジノの中でも、評判が高く稼ぎやすいところを紹介します。おすすめするオンラインカジノは下記の3種類です。
- ベラジョンカジノ
- ラッキーニッキー
- カジノシークレット
これらのオンラインカジノはボーナスが充実していたり、遊べるゲームのジャンルが豊富であったりと、あらゆる面においてクオリティーの高いところばかりです。
どのオンラインカジノで遊べばいいのかわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
ベラジョンカジノ
カジノライセンス | キュラソーライセンス |
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ゲーム総数 | 2,500種類以上 |
ボーナス |
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入出金方法 |
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カスタマーサポート |
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日本で最も知名度の高いオンラインカジノがこの「ベラジョンカジノ」です。過去にはサッカー日本代表の吉田麻也選手をCMに起用するなど、積極的なプロモーションを行ってきました。
日本語のサポートが充実しており、初心者でも安心して遊べます。さまざまなジャンルのゲームが用意されているので、遊びたいゲームが見つからない、なんてことはほとんどないでしょう。
また、ベラジョンカジノは新作ゲームの先行配信が多いことも特徴です。新しいゲームをいち早く楽しみたいという人にとっても、ベラジョンカジノはおすすめオンラインカジノだといえます。
ラッキーニッキー
カジノライセンス | マルタライセンス |
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ゲーム総数 | 3,000種類以上 |
ボーナス |
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支払い方法 |
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カスタマーサポート |
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日本のアニメのような独特な雰囲気が特徴の「ラッキーニッキー」ページトップにうつっているオリジナルキャラクターの「ニッキーちゃん」がプレーヤーをサポートしてくれます。
3,000種類を超える豊富な取り扱いゲーム数が特徴。世界的に有名なゲームやゲームプロパイダ-の作品が楽しめます。プロモーションも豪華な内容になっており「日替わりプロモーション」は毎日お得なボーナスがもらえるのでおすすめです。
カジノシークレット
カジノライセンス | キュラソーライセンス |
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ゲーム総数 | 2,000種類以上 |
ボーナス |
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支払い方法 |
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カスタマーサポート |
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カジノシークレットの特徴は、なんといってもボーナスに出金条件がないという点です。基本的にオンラインカジノのボーナスには出金条件が設定されています。条件を達成しないとボーナスの出金ができないようになっているのです。
カジノシークレットの場合、どのボーナスにも出金条件がついていません。そのため、ボーナスをもらうと、いつでも出金できるのです。
その他にはキャッシュバックシステムが豪華な内容になっています。
オンラインカジノの自己破産に関するよくある質問
ここではオンラインカジノの自己破産におけるよくある質問をまとめました。必ず、自己破産を検討する際には目を通すようにしてください。
そもそもオンラインカジノは賭博罪で捕まらないの?
オンラインカジノをプレイしても賭博罪で捕まることはありません。日本では公営ギャンブル以外のギャンブルは、原則違法です。ただし、すべてのオンラインカジノは運営元の企業が海外にあります。
運営元が海外にあるので適用されるのは海外の法律です。そのため、たとえ日本人がオンラインカジノをプレイしたとしても賭博罪で捕まることはありません。
オンラインカジノで 借金をすると自己破産以外に対応策はないの?
自己破産以外にもいくつかの方法があります。それぞれの方法については下記にまとめました。
方法 | 特徴 |
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個人再生 |
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任意整理 |
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特定調停 |
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どの方法が有効なのかは、人によって異なります。無料相談などに対応しているところも多いので、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。
自己破産をすると家族や周りの人にバレる?
自己破産をすると、周りの人に必ずバレる訳ではありません。ただし、バレる可能性は高いです。主なバレる要因については下記になります。
- 自己破産関係の郵便物が届いたため
- 裁判所などとやり取りをしていたため
- 携帯電話などのローン契約を結ぼうとしても、審査に落ちたため
弁護士に事前に伝えておくことで、ある程度バレないように配慮はしてくれます。ただし、少なからずバレる可能性はあるので、可能であれば家族などには事前に伝えておくとよいでしょう。
借金をせずにオンラインカジノは健全に楽しもう
オンラインカジノは非常に楽しく、ついつい夢中になると借金をしてまでプレイしたくなるものです。しかし、一度借金をしてしまうと、人間はまたすぐに借金をする傾向にあります。借金の金額が増えると、月々の支払いも増えて生活が難しくなってきます。
毎月の支払いが滞ったことで、初めて借金の恐ろしさを感じるのです。オンラインカジノは、使っても問題のないお金で遊ばなければなりません。日々の生活費にまで手をつけると、それは非常に危険な兆候です。
借金をしても自己破産を行なうと、自分への請求がいかなくなります。便利である反面、さまざまなデメリットがあるので、安易に自己破産をするという考えはいったん置いておく必要があります。
大事なのは借金をしないこと。この記事を読んで借金の恐ろしさを知り、健全にオンラインカジノを楽しんでください。
オンカジ歴6年
オンラインカジノのライセンスなど関する知識は他のライターより圧倒的にあると自負しています。
好きなオンラインカジノ:ラッキーニッキー
好きなカジノゲーム:スポーツベット全般(特にサッカー)