いつでもどこでも気軽に遊べるオンラインカジノ。一度ハマってしまうとなかなか辞めることができないですよね。
また、遊ぶお金がなくなった際に「借金をしてしまおうかな?」という考えが頭によぎった方もいるでしょう。実際に借金をしてしまうと、借金地獄に陥り、最悪破産になってしまうこともあります。
楽しく遊ぶつもりでオンラインカジノを始めたのに地獄に落ちるのは絶対に嫌なはず。
そこで、今回は、オンラインカジノで借金をしたことがある人の割合や金額、借金を返せなくなった際の対応方法、オンラインカジノの借金で破産しないための対策などを紹介します。
この記事を読み終える頃には、きっと「絶対に気をつけよう!」となりますよ。細かくポイントを書いているので参考にしてください。
オンラインカジノで借金することはある?
オンラインカジノで借金をしてしまうというのは、決して珍しいことではありません。
数あるギャンブルの中でも、特にオンラインカジノは借金地獄に陥りやすいと言われます。 政府によれば、借金地獄になり命を落とした人は約5,000人にも及びます。
楽しく遊ぶつもりが自殺まで追い込まれてしまうんですね。オンラインカジノで借金をした人の借金の平均額からも、オンラインカジノで借金する危険性がわかります。下記でチェックしてみましょう。
オンラインカジノで借金した人の平均額
オンラインカジノで借金をしている人の借金の平均額は、約494万円です。一方で、パチンコやスロットで借金をした人の借金の平均額は約160万円。
オンラインカジノで借金をする平均額は、パチンコ・スロットでの借金額と比べて多い傾向にあります。 これは、オンラインカジノでのゲーム進行のスピード感が大きな理由です。パチンコやスロットは、入金をすれば数十分〜数時間楽しめます。しかし、オンラインカジノの場合は、入金してから遊び終わるまで、早ければ数十秒です。
短い時間でゲームが進んでいくため、最初は少額の掛け金で遊んでいたとしても、もう1回、あと1回、と熱中してしまって、気づいた時には借金が莫大になっていることもあります。 このように、オンラインカジノはギャンブルの中でも中毒性が高く、一度借金をしてしまうと借金地獄から抜け出せなくなり破産してしまう可能性が非常に高いといえます。
オンラインカジノの借金で破産してしまう原因
上記で解説したとおり、オンラインカジノで借金をすると破産してしまう可能性が高く、非常に危険です。しかし、「具体的にどんなことが原因で破産になっちゃうの?」と気になる人も多いはず。
そこで、ここでは、オンラインカジノの借金で破産してしまう原因を4つ紹介します。
- クレジットカードで入金している
- 利益確定のタイミングを決めていない
- 借金返済を目的にしている
- 掛け金の上限を決めていない
詳しく以下で解説していきます。
クレジットカードで入金している
オンラインカジノの借金で破産する原因の一つが、クレジットカードでの入金です。
クレジットカードは手元にお金がなくても簡単に決済ができます。そのため、制御がきかずに次から次へとお金を掛けてしまうんですね。そして気がついたら、「クレジットカードの利用上限額に到達していた……」ということも少なくありません。
そのため、決済手段に気をつけるのが大切です。クレジットカードではなく、バンドルカードやプリペイドカードで決済するのがおすすめです。 プリペイドカードやバンドルカードをオンラインカジノで使う方法は以下の記事をご覧ください。
利益確定のタイミングを決めていない
利益確定のタイミングを決めていないこともオンラインカジノで借金する原因です。
オンラインカジノで大勝ちを経験すると、「もっと稼げるかもしれない!」となり、次々大金をベットしてしまうんですね。その結果、ゲームに負け、利益が全部溶けてしまうことも。 負けてしまうと、「さっき出した利益を取り戻すまで続けてやる!」と興奮状態になり、気づいたら借金が膨大に膨れていることも珍しくありません。
利益確定はオンラインカジノで効率的に勝利するコツでもあるため、自分なりのルールを決めるのが良いでしょう。
借金返済を目的にしている
借金を返済するためにオンラインカジノに手を出すのも非常に危険です。オンラインカジノで負けて借金をしてしまうと、焦りや恐怖から精神状態が保てなくなります。
そのため、負けても「もっと続けて大勝ちして、借金をチャラにすればいいんだ!」となってしまいます。 オンラインカジノだけでなく日常生活でも支障をきたすため借金返済は目的にしないようにしましょう。
掛け金の上限を決めていない
掛け金の上限を予め決めていないというのも、オンラインカジノで破産する原因の1つです。 基本的に掛け金の上限を決めていれば、オンラインカジノで破産することはありません。
賭け金の上限を決めずにオンラインカジノを始めると、特有のスピード感に負けて金額を気にせずに入金を続けてしまいます。そして正気に戻ったときには多額の借金を背負っていたというケースが非常に多いです。 そのため、いくらまでしかベットしないなど自分なりのルールを決めてくださいね。
オンラインカジノで借金を返せなくなった場合の対応
オンラインカジノで借金を背負う原因が分かったところで、ここでは実際に借金が返せなくなってしまった場合の対応を3つ紹介します。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
それぞれ注意点も解説するので参考にしてくださいね。
任意整理
任意整理とは、消費者金融やカード会社などで借金をした相手と弁護士が直接やりとりをし、借金額を減らす方法です。弁護士や司法書士などの専門家に依頼すれば、手続きを進めてくれるので、指示に従って書類などを準備しましょう。
裁判所を介さないので、官報に掲載されることがなく、会社や家族にバレる可能性がないのが大きなメリットです。一方、ブラックリストには登録されるので、しばらくローンを組むことができないというのがデメリットとしてあげられます。
任意整理の注意点
任意整理の注意点は以下のとおりです。
- カード会社などが認めないと成立しない
- 元金の返済能力がないと使えない
- 5年間はローンが組めない
任意整理は、消費者金融やカード会社と和解して金利を下げてもらう方法なので認めてくれない場合は成立しないのは把握してくださいね。また、信用情報機関に登録されるため、ローンやカード契約などができないのにも注意が必要です。
個人再生
個人再生とは、裁判所の許可の上で、借金の金額を大幅に減額してもらう方法です。3年程度かけて、残りの借金を返済していくことになります。こちらも、弁護士や司法書士などの専門家に依頼をすれば、スムーズに手続きを進めることができます。
個人再生の大きなメリットは、任意整理以上に返済額を減らすことができるという点です。一方で、裁判をするので、会社や配偶者に借金がある場合は通知がいくのがデメリットです。
個人再生の注意点
個人再生の注意点は以下の通りです。
- 元金も減額されるが返済は必要になる
- 5年間はローンが組めない
- 裁判を介すので官報に掲載される
個人再生の場合、会社にバレることはありませんが、裁判をするので、会社に借金をしている場合は会社にも通知がいきます。
家族が借金の保証人になっている場合も、家族に通知がいくことになるので、バレる可能性が高いということを覚えておきましょう。
自己破産
自己破産とは、裁判所に借金返済が不可であることを認めてもらい、借金をゼロにすることです。全く返済ができない場合は、自己破産を選択するしかありません。こちらも、任意整理・個人再生同様、専門家に依頼して手続きを進めるのをおすすめします。
自己破産のメリットは、借金をゼロにできるということです。しかし、持ち家や車、社会的信用を失うこともあり、大きな犠牲が伴うというデメリットがあります。
自己破産の注意点
個人再生の注意点は以下の通りです。
- 自己破産が認められない可能性もある
- 5年間はローンが組めない
- 裁判を介すので官報に掲載される
- 家や車を処分されたり職業が制限されたりする
裁判所によっては申請を認めてもらえるケースもありますが、基本的にオンラインカジノでの借金は免責不許可事由に該当するので、自己破産を認められない可能性があることを覚えておきましょう。
持ち家や車などが処分されてしまったり、職業が制限されてしまったりと大きな犠牲が伴うので、自己破産をする際は慎重に検討する必要があります。
実例から学ぶギャンブル依存になっている5つのサイン
オンラインカジノで借金をして返済が難しくなった場合の対応を紹介してきましたが、「自分はまだそこまで借金をしていないし、大丈夫!」「借金しようか迷っている段階だし、まだセーフでしょ?」と思っている人も多いはず。 しかし、自分では気づいていないだけでギャンブル依存症になっている可能性はあります。
そこで、ここでは、ギャンブル依存になっているサインを、事例をもとに紹介します。ギャンブル依存になっているサインは、以下の5つです。
- 事例①:ギャンブルのことばかり考えている
- 事例②:ギャンブルで勝ったお金は次のギャンブルに使う
- 事例③:ギャンブルで負けたら取り返すまで辞められない
- 事例④:ギャンブルの掛け金が上がってきている
自分に当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
事例①:ギャンブルのことばかり考えている
なんとなくで始めたオンラインカジノは、初めは副業感覚で少しずつお金を掛けて少しずつ利益を出していた。しかし、一度20万円の大勝ちを経験した後、起きている間はどこにいても何をしていてもオンラインカジノのことを考えており、隙間時間で必ずプレイしていた。最初の方は勝ち続けていたが、負けることが増えたので、負けている分を取り返そうと躍起になってしまい、クレジットカード上限の300万円まで溶かしてしまっていた。
オンラインカジノのことばかり考えている場合、ギャンブル依存になってしまっている可能性が高いです。
その状態で負けてしまうと、取り返そうと感情的になってしまいます。 オンラインカジノのことばかり考えていることに気づいたら、一度休養を取るなどするのが良いです。
事例②:ギャンブルで勝ったお金は次のギャンブルに使う
当時はオンラインカジノのスロットをプレイしていて、最初は好調で5,000ドルも儲けていた時もあった。だが、もっと儲けたいという思いから利益は出金せずに次のゲームで使っていたところ、負け続けてついに800万円の借金をしている状態に。任意整理や個人再生で借金を返済することも不可能になり、自己破産した。
利益を出して大金を手にした人ほど、「もっと儲けられるかも」という思考に陥りがちです。しかし、オンラインカジノはあくまでギャンブルです。そのため、負けてしまうこともあります。 「自分ならもっと儲けられるかもしれない……」と儲けを次のギャンブルに使おうとしてしまうのは、ギャンブル依存になっている可能性があるため注意してくださいね。
事例③:ギャンブルで負けたら取り返すまで辞められない
生活が苦しく、ちょっとでも楽ができたらと始めたのがオンラインカジノ。最初に5万円を掛けて8万円に増やすことができ、お金が増えていく楽しさに興奮を覚えるようになった。しかし、徐々に負けるようになって、なんとか取り返そうとクレジットカードで入金を続けるようになり、気がついたら4枚のクレジットカードを全て上限額まで使っていた。
ギャンブル依存で怖いのが、負けるとムキになって取り返そうとしてしまうことも。特に、一度お金を増やすことに成功してしまうと、負け続けても「いつかは大勝ちするはず!」と信じ込んでしまいます。 このような状態にある場合はギャンブルを控えるようにしてくださいね。
事例④:ギャンブルの掛け金が上がってきている
知人から誘われて、なんとなく始めたオンラインカジノ。最初は少額で軽く楽しんでいたが、負けが続くにつれて感覚が麻痺していき、1回で取り返そうと大金を賭けるようになってしまった。そして借金がさらに膨らんでいき、返済が不可能な額まで到達し、自己破産することに。
オンラインカジノなどのギャンブルで、掛け金が上がってきている場合、ギャンブル依存になっている可能性が高いです。 通常、趣味程度でオンラインカジノをプレイする人は、多額のお金をベットしようとなりません。
大金をベットしようとしている場合、ギャンブルを続けて感覚が麻痺してしまっていることも考えられるため注意してくださいね。
オンラインカジノの借金で破産しないための対策
これまで解説したとおり、ギャンブル依存症になると借金する可能性が高くなります。そのため、オンラインカジノを楽しく遊ぶために借金しないための対策を知っておくのが賢明です。 オンラインカジノで借金や破産をしないためには、以下の5つの対策をしておきましょう。
- 入金方法を考える
- プレイ時間を決める
- 損失額の上限を決める
- 利益は定期的に出金する
- 自己規制機能を使う
それぞれ詳しく解説していきます。
入金方法を考える
オンラインカジノで借金しないための対策の1つは入金方法を考えることです。 オンラインカジノで利用できる決済手段は多くあり、それぞれ入金限度額など特徴が違います。
例えば、クレジットカードは手元にお金がなくても利用できます。一方、プリペイドカードや電子決済は、口座の残高以上に使えません。
このように、資金管理がしやすい手段とそうでない手段があるんですね。お金の使いすぎを防ぎたい人は、チャージ額や口座の残金以上に使用できないプリペイドカード・デビットカードがおすすめです。
プレイ時間を決める
オンラインカジノをプレイする時間を決めるのも大切です。 24時間いつでもできてしまうというのはオンラインカジノの魅力的な特徴です。熱中して何十時間もプレイしていたら負ける可能性も増えます。
また、長時間オンラインカジノをプレイしていると疲れが溜まってきます。 冷静に判断できないと大きな損失に繋がることもあるため、自分なりのプレイ時間のルールは重要です。
損失額の上限を決める
損失額の上限を決めるのもオンラインカジノで借金しないための対策です。 オンラインカジノは、短い時間で大金が動きます。そのため、大金を稼げることもあれば大きな損失をしてしまうこともあります。
損失額の上限を決めておかないと、あっという間に大金が溶けていきます。 プレイする前に必ず、「いくら負けたらその場で辞める」という損失額の上限を決めておきましょう。もちろん、負けても生活に支障がない範囲の額を設定してください。
利益は定期的に出金する
利益が出たら、定期的に出金するようにしましょう。利益をそのままにしておくと、次のゲームで全て使ってしまうということになりかねません。また、オンラインカジノに賭けていくうちに、金銭感覚も狂っていきます。
損失額だけでなく、利益についても「いくら儲けたら必ず出金する」という自分のルールを作っておくのがベストです。
自己規制機能を使う
自己規制機能があるオンラインカジノで遊ぶのも対策のひとつ。オンラインカジノの中には、ギャンブル依存を防ぐために自己規制機能がついているものもあります。
入金額やプレイ時間、ログイン回数などをあらかじめ制限でき、制限値を超えたらプレイできないようになります。 「自分の感情をコントロールできない…」「負けず嫌いでカッとなりやすい…」という性格の方は、あらかじめ自己規制機能を使っておいた方が安心です。
まとめ| ギャンブルでの借金はしない方が吉
本記事では、オンラインカジノで借金をして破産してしまう原因やその事例、破産しないための対策などを紹介しました。
オンラインカジノはギャンブルの1つです。他のギャンブルと比べても借金の平均額が高いため資金管理には気を付ける必要があります。 オンラインカジノで借金しないためには以下の対策を取りましょう。
- 入金方法を考える
- プレイ時間を決める
- 損失額の上限を決める
- 利益は定期的に出金する
- 自己規制機能を使う
この記事では、ギャンブル依存症になっている人のサインまで紹介しているので参考にしてくださいね。
オンカジ歴10年以上
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好きなカジノゲーム:テキサスホールデム