ブラックジャックの役を徹底解説！倍率から遊べるゲームも紹介

ブラックジャックは基本的に役のあるゲームではありません。

ブラックジャックは、ディーラーとプレイヤーが手札の合計を「21」に近づけるゲームとなっています。

「では、ブラックジャックに役は必要ないんじゃない？」

確かに、そのとおりなのですが、オンラインカジノで遊べるブラックジャックではハウスカジノにはない、特殊ルールを設けているブラックジャックが存在します。

そのようなブラックジャックでは、通常ゲームのベットの他にも「サイドベット」があり、サイドベットの役が成立することにベットすれば、通常の配当よりも大きなキャッシュを手に入れられるのです。

そこで、今回は詳しく以下の「ブラックジャックの役」についてご紹介。

最後までお読みいただければ、さらにブラックジャックの楽しさを知ることができます。

ブラックジャックは役のあるゲームなの？

ブラックジャックは世界各国でプレイされるため、カジノゲームではメジャーなゲームの一つとなっています。

そのため、派生的なブラックジャックがあり、特殊なルールがあるブラックジャックも存在するのです。

しかし、そのような役のあるブラックジャックはメジャーではなく、あくまでも派生的なルールのブラックジャックとして考えてください。

オンラインカジノで役が採用されているのは「サイドベット」という形が一般的で、通常ゲームとは違うベットの方法が必要となります。

サイドベットをうまく利用すれば、高額なキャッシュを得ることもできますので、ブラックジャックでは配当が安い！

と思うプレイヤーは積極的に利用することをおすすめします。

ブラックジャックで成立する役一覧

ブラックジャックは手札が2枚配られ、ゲームがスタートしますが、合計を「21」に近づけることがメインのため、手札が3枚や4枚と増えていきます。

そのため、組み合わせ方によって変わった形になることもあるのです。

そのような特殊なパターンの組み合わせに役が発生します。

この役が成立した場合には、結果が関係なく「無条件でプレイヤー勝利」となり、役に対しての払い戻しを受けることができるのです。

役に関しては強さはなく、役にたいしての配当がつく仕組みとなっています。

ここからは、以下の一覧にまとめたブラックジャックの役について、詳しくご紹介します。

役名	内容
ナチュラル・ブラックジャック	手札がスペードのA・J
クイーン・ジャック	ダイヤのA・Q
イレブンカード	手札が11枚を達成
セブンカード	7枚の合計が21
アンダーセブン	21以下で手札が7枚になる
シックスカード	6枚の合計が21
アンダーシックス	21以下で手札が6枚になる
スリーセブン	手札3枚が7の数字
678（シックス・トゥ・エイト）	3枚の手札が6・7・8
エース・トゥ・シックス	手札がA~6までの連番

※倍率はゲームによって異なるので確認が必要です。

ナチュラル・ブラックジャック

スペードのAとスペードのJの組み合わせによるブラックジャックを「ナチュラル・ブラックジャック」といいます。

配当はゲームによって異なりますが「10倍～15倍」となっており、成立するブラックジャックの形では、一番強いとされているのです。

スートの中でも優先順位があり、スペードはスートのなかでも一番高い強さとなっています。

クイーン・ジャック

ダイヤのAとダイヤのQの組み合わせのブラックジャックを「クイーン・ブラックジャック」といいます。

配当はゲームによって違いますが「約5倍」です。

スートの強さは3番目であるダイヤですが、ダイヤのクイーンのモデルはラケルという女性という説もあります。

イレブンカード

手札からヒット（カードを追加すること）を繰り返し、11枚の手札になると「イレブンカード」となります。

21をオーバーしてしまう「バースト」になると、この役の効果は発揮されませんので注意が必要です。

ただ、11枚のカードをバーストせずに引く組み合わせはかなり少ないので、出現する確率の低いレア役となっています。

セブンカード

2枚の手札からスタートし、ヒットを繰り返して7枚の手札で合計「21」を達成すれば「セブンカード」となります。

ぴったり7枚のカードで成立する必要があるため、イレブンカードと同じく成立は難しい役ですが配当は「5~10倍」ほどです。

合計が15を超えるとバースト確率は58％にまで上がるため、無理して狙うには難度が高くなっています。

アンダーセブン

セブンカードと同じくヒットを繰り返して手札を7枚にすると「アンダーセブン」となります。

こちらはセブンカードとは違い合計を「21」にする必要はありません。

バーストせずに7枚の手札を成立すればよいので配当は「3倍」とやや低めです。

シックスカード

手札2枚からスタートし、ヒットを繰り返して手札6枚の合計が「21」になれば「シックスカード」成立です。

枚数が増えれば増えるほどバースト確率はあがりますが、セブンカードよりも1枚少ないこともあり、成立はしやすくなっています。

配当は「3～5倍」と低めの設定です。

アンダーシックス

ヒットを繰り返して手札を6枚にすることで成立するのが「アンダーシックス」です。

バーストすると無効になるのですが、手札を6枚にするだけで良いため、成立のしやすい役となっています。

そのため配当は「2倍」と低いです。

スリーセブン

手札からヒットし、3枚「7」の数字を揃え合計を「21」にすることで成立する役が「スリーセブン」です。

見た目も美しい役ですが配当も「5～10倍」と高くなっています。

最初に配られた2枚の手札が7のペアであればチャンスです。

合計が「14」からのバースト確率は56％のため、1枚ヒットできる攻めの判断がしやすくなっています。

678（シックス・トゥ・エイト）

手札2枚から1枚ヒットし「6・7・8」の3枚で合計「21」を成立すれば678（シックス・トゥ・エイトとなります。

3枚の連番で21の合計を作るのはこの組み合わせしかありません。

見た目もきれいな役ですが、配当は「3倍」となっています。

エース・トゥ・シックス

6枚のカードで「A・2・3・4・5・6」の連番を揃えて、合計を「21」にすれば「エース・トゥ・シックス」となります。

配当は5倍となっていますが、成立はかなり難しい役です。

配当と成立確率が見合っていない役なので、無理して狙うタイプの役ではないかもしれません。

サイドベットでよく採用されている役一覧

オンラインカジノのブラックジャックでは、サイドべットができることが一般的で、種類も豊富にあります。

大半のブラックジャックで採用されているため、覚えておいて損はありません。

ここからは、サイドベットでよく見かける役についてくわしくご紹介します。

21+3
役名	内容	倍率
フラッシュ	手札3枚が同じスート	6倍
ストレート	スートは関係なく3枚の手札が連番	11倍
スリーカード	スート関係なく手札3枚が同じ数字	31倍
ストレートフラッシュ	手札３枚のスートが同じで連番	41倍
スーテッドトリプス	手札3枚が同じカード	101倍
パーフェクトペア
役名	内容	倍率
ミックスペア（ペアスクエア）	手札2枚が同じ数字	7倍
カラーペア（イージーマッチ）	手札2枚のスートのカラーが同じ	13倍
パーフェクトペア	手札2枚がまったく同じ	26倍
その他のサイドベット役
役名	内容	倍率
ロイヤルマッチ	手札2枚が同じスートでKとQの場合に配当	11倍～26倍
オーバー/アンダー13	最初の手札の合計が13より上か下かを予想	11倍
スーパーセブン	手札に7が何枚含まれるか予想	4倍～5,001倍
ラッキーレディー	手札2枚の合計が20になるか予想	5倍～1,001倍
ベットビハインド	他のプレイヤーに相乗りでベットしディーラーに勝てば配当	ゲームにより異なる
バーストイット	プレイヤーまたはディーラーがバーストになることにベットする	2倍～251倍

21+3

21+3という表記になっており、少し分かりづらいかもしれませんが、別々の意味を表しています。

21はブラックジャックを、3はスリーカードポーカーの意味です。

21+3は「手札2枚+追加した1枚」の計3枚で完成する役にサイドベットをすることになります。

フラッシュ

手札2枚+1枚の計3枚のスートがすべて同じであれば「フラッシュ」となります。

配当は6倍で、1デッキの発生率は4.9％です。

自ら狙える役ではありませんが、21+3のなかでは一番発生しやすい役となっています。

ストレート

手札2枚+1枚の計3枚の数字が連番で並ぶと「ストレート」となります。

配当は11倍で、1デッキの発生率は3.2％です。

発生率はフラッシュと1％ほどしか変わりませんが、配当は高く設定されています。

高配当を狙うのであれば、チャンスになる役の一つです。

スリーカード

手札2枚+1枚の計3枚の数字が同じであれば「スリーカード」となります。

配当は31倍で、1デッキの発生率は0.2％です。

スートはバラバラでも大丈夫なので、数字のみ3枚同じ必要であれば問題はありません。

発生率が低く、配当と釣り合わないデメリットもあります。

ストレートフラッシュ

手札2枚+1枚の計3枚のスートが同じで数字が連番で「ストレートフラッシュ」となります。

配当は41倍で、1デッキの発生率は0.2％です。

スリーカードと同じ発生率ではありますが、配当は高めに設定されています。

高配当を狙う役のなかでは、おすすめです。

スーテッドトリプス

手札2枚+1枚の計3枚のカードがまったく一緒なのが「スーテッドトリプス」となります。

配当は101倍ですが、発生率はかなり低くなっており、成立するのはかなりレアです。

あまり頻繁にベットするのはおすすめできませんが、ちょっとしたタイミングにベットしてみてはいかがでしょうか。

パーフェクトペア

パーフェクトペアという名前ではありますが、基本的には最初に配布されるカード2枚が対象となる役のことをいいます。

同じサイドベットの「21+3」と比べて、1枚ヒットする必要がないためバーストで無効になる心配がありません。

1枚引いて成立するのか？

といった楽しみはありませんが、バーストの影響がないのが最大の強みとなっています。

ミックスペア

最初に配布される2枚のカードの数字が同じであれば「ミックスペア」が成立します。

配当は7倍で、スートは同じでなくでも問題はありません。

こちらはスプリットの条件と同じになるため、スプリットになるかを予想すると覚えておくことがおすすめです。

カラーペア

最初に配布される2枚のカードのスートのカラーが同じであれば「カラーペア」が成立します。

配当は13倍で、数字はバラバラで大丈夫です。

ペアとして「クラブ・スペード」の黒色と「ダイヤ・ハート」の赤色に2枚がなっているかを予想するのですが、配当が高いのにも関わらず出現率は高くなっています。

パーフェクトペアのなかでは狙っていきたいおすすめの役です。

パーフェクトペア

最初に配布される2枚のカードのスートと数字が同じであれば「パーフェクト・ペア」が成立します。

配当は26倍とかなり高くなっていますが、スプリットとして勝負するかの選択を迫られることになります。

デッキ数が少ない場合は発生率は低いので、プレイするブラックジャックのデッキ数を確認することをおすすめします。

その他のサイドベット役

オンラインカジノで一般的に採用されているサイドベットの王道は「21+3」や「パーフェクトペア」です。

ただ、ゲームによっては変わったサイドベットを採用していることもあり、その配当は高くなっています。

採用されている場合が少ないのですが、見かける可能性もある役としてご紹介します。

ロイヤルマッチ

最初に配られる手札2枚がKとQになっていれば「ロイヤルマッチ」が成立します。

配当としては11倍～26倍で、スートはバラバラでも大丈夫です。

同じスートだと倍率の上がるゲームもありますので、確認が必要となります。

オーバー/アンダー13

配られた2枚の手札の合計が「13より上または下」かを予想するサイドベットとなり、役というよりも合計数字を予想することになります。

気をつけなければならないポイントは「合計が13になると無効」になる点です。

つまり、合計が13になってしまうと「オーバー/アンダー13」にベットした金額は没収となってしまいます。

スーパーセブン

ゲーム進行中に引いた「7」のカードが何枚になるのかを予想するサイドベットが「スーパーセブン」です。

役というよりも予想に近いサイドベットになりますが、倍率が非常に高くなっています。

発生した条件により、倍率が上がるため最高で5,001倍の配当を受け取ることも可能です。

倍率範囲は4倍～5,001倍となっています。

ラッキーレディー

最初に配られた手札2枚の合計が「20」になるかどうか。

というのを予想するサイドベットとなります。

組み合わせ方によって変わるため、以下の表でまとめましたのでご紹介します。

ちなみにハートのQのペアのことを「ラッキーレディ」といいます。

ベットビハインド

ブラックジャックのゲームでは、プレイヤーの手札にベットすることが一般的ですが、同じテーブルにいる他のプレイヤーを応援するサイドベットの役があります。

それが「ベットビハインド」です。

応援といっても、他のプレイヤーに便乗してベットができるといったサイドベットで。相手のカードに乗って勝負することになります。

ダブルやスプリットといった権利も、他のプレイヤーの権限となるため基本的には見守るのみとなります。

バーストイット

ゲームにより異なりますが、プレイヤーもしくはディーラーがバーストになるかどうか。

といったサイドベットができるのが「バーストイット」です。

普段は負けてしまう「バースト」にもチャンスがあるので、ゲームの流れを見ながら、負けたときの保険としてベットしてみるのはいかがでしょうか。

オンラインカジノで遊べる役のあるブラックジャック3選

オンラインカジノで遊べるブラックジャックは、ライブカジノを含め種類は豊富です。

テーブルの席数に制限のあるものであれば、なおさらゲーム数は多くなります。

「ではどのようなテーブルを選べば良いの？」

というプレイヤーの方へ、ここからは以下の役のあるブラックジャックを3つに厳選して詳しくお伝えします。

• オール・ベット・ブラックジャック
• インフィニット・ブラックジャック
• パーフェクト・ブラックジャック

オール・ベット・ブラックジャック

Play Tecから提供されている「オール・ベット・ブラックジャック」は、6種類のサイドベットが可能となっているブラックジャックです。

サイドベットには「Lucky Lucky」というものがあり、プレイヤーとディーラーの最初の手札の組み合わせにより、配当が異なるものがあるのが最大の特徴となっています。

還元率は99.46％となっており、サイドベットの還元率も90％を超えた高還元率のゲームです。

8組のデッキとなっていますが、デッキチェンジは早めに行われるので、カードチェンジをした段階でカードカウンティングのチェックを忘れないようにしましょう。

インフィニット・ブラックジャック

Evolution Gamingから提供されている「インフィニット・ブラックジャック」は、シンプルなゲーム性ながら、サイドベットの種類も豊富となっています。

インフィニットブラックジャックは、席数は無限のため開催時間中であれば、いつでも気軽に遊ぶことが可能です。

最低ベットと最高ベット金額の幅もあるため、ベッティングシステムを利用する作戦も通用しやすくなっています。

デッキ数は一般的な8セットです。

メガ・ファイヤー・ブレイズ・ブラックジャック

Play Techから提供されている「メガ・ファイヤー・ブレイズ・ブラックジャック」はサイドベットもありますが、役が重要なゲームとなっています。

ゲーム中に配られる手札の組み合わせ（役）に応じてポイントが蓄積されるのが特徴です。

貯まったポイントはマルチプライヤーが登場する抽選へと引き換えとなり、通常配当よりも大きな配当へと変化します。

高配当を狙いたい！

といったプレイヤーの方にはおすすめとなっています。

この記事を書いた人

バロン・ジャック

CASINO LOBBY編集部/
オンカジ歴7年

テーブルゲームを愛するオンカジプレイヤー。カジノといえばバカラでしょ！と始めたオンカジに激ハマり中。
バカラやポーカーは自分にお任せあれ！
好きなオンラインカジノ:ベラジョンカジノ
好きなカジノゲーム:ライトニングバカラ

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