「ブラックジャックをプレイするなら勝ちたい…!でも、難しい必勝法はわからない」そんな人も多いのではないでしょうか。
ブラックジャックの勝率を格段に上げられるだけでなく、とても簡単な戦略法こそ『ベーシックストラテジー』です。
「ベーシックストラテジーってなんなの?」「本当に簡単?」という人のために、今回は基本の使い方などを解説すると共に、実践形式で紹介したいと思います。
ブラックジャック(BLACK JACK)の基本戦略、ベーシックストラテジーとは?
ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックの必勝法のことです。一定の法則で決まっている必勝法で、勝つ為にどう動くべきかの確率をまとめた表のことをベーシックストラテジーといいます。
自分のカード2枚とディーラーのUP CARD(アップカード)を比べて、プラスで1枚カードを貰うのか、今のカードで勝負をかけるべきかで勝敗が決まります。
勝負をかける際に、どちらにすべきかを確率的に計算したものがベーシックストラテジーで、この表を基にブラックジャックを行うことで勝利に近づけることができます。
ブラックジャックでは、ペイアウト率という自分が使用した現金に対してどのくらい払い戻されるのかを表した数値があります。ペイアウト率が99%以上だと還元率が高いとされています。
下記では、より詳しく説明していきます。
ベーシックストラテジーはディーラーのバストが重要!
ブラックジャックのルールとして、ディーラーは手札の合計値が17以上になるまでカードを引かなくてはいけません。
ベーシックストラテジーはこのルールをフル活用し、ディーラーがバストする確率を重視した攻略法なのです。
ディーラーの手札と自分の手札とディーラーがバストする期待値を踏まえて、最も勝率が高くなるアクションができるようになります。
ブラックジャックのカードの数え方を確認しよう
ベーシックストラテジーは、ブラックジャックで使える攻略法の1つです。ですので、まずは簡単にブラックジャックのルールを確認してみましょう。
ブラックジャックは「カードの合計が21に近い方(または21ぴったり)の人が勝利」となります。
つまり、カードの合計が21を超えた場合には負けですし、相手のカードよりも自分の合計が21に近くなければ負けです。 トランプを使用しますが、それぞれのカードの数え方は以下のようになります。
2〜10 | 書かれた数字と同じように数える |
---|---|
J〜K | 全てのカードは10と数える |
A | 1または11と数える |
【表で解説!】ベーシックストラテジーの種類は全部で3つ!
ベーシックストラテジーには、全部で3種類あります。ここでは各ベーシックストラテジーを詳しくご紹介していきますので、ぜひチェックして下さい。
- ①手札がソフトハンド時のベーシックストラテジー
- ②手札がハードハンド時のベーシックストラテジー
- ③手札がスプリット時のベーシックストラテジー
①手札がソフトハンド時のベーシックストラテジー
ソフトハンドとは、自分の手札に「A」がある場合その「A」を「11」としてカウントすることを意味します。 例えば「A」「7」を合計8ではなく18とカウントする形です。
このような手札の場合は上記画像のベーシックストラテジーが有効となります。 各アクションの意味は下記の通りです。
- ヒット:追加でカードを引く
- スタンド:追加でカードを引かない
- ダブルダウン:1枚だけ追加する代わりに賭け金を倍にする
- スプリット:手札を分けてそれぞれで勝負できる
例としましては、自分の手札が「A」「5」でディーラーが「7」だった場合はヒットのアクションが有効です。
ベーシックストラテジーは、このように自分の手札とディーラーの手札から勝率が高い次の行動を選択するという攻略法になります。
②手札がハードハンド時のベーシックストラテジー
ハードハンドとは、手札に「A」がないもしくは「A」を「1」とカウントすることを意味します。
例えば「6」「8」や「A(1)」「5」等です。このような手札の場合は上記画像のベーシックストラテジーが有効となります。
ソフトハンド時とだいぶ内容が変わりますので、自分の手札をしっかり見極めて正しいベーシックストラテジーを選択できるようにしましょう。
③手札がスプリット時のベーシックストラテジー
スプリットとは、手札の2枚のカードが同じ数字であることを意味します。 例えば「2」「2」や「7」「7」等という形です。
このような手札の場合は上記画像のベーシックストラテジーが有効になります。 スプリット時のベーシックストラテジーでは「スプリット」のアクションが加わりますので、ご注意下さい。
問題|ベーシックストラテジーを使って次のアクションを決めよう
ここではベーシックストラテジーを理解するために3つの例題をご用意致しました。ぜひ各問題に挑戦して見て下さい。
- 問題1|自分の手札が「7、10」、ディーラーが「8」
- 問題2|自分の手札が「A、5」、ディーラーが「6」
- 問題3|自分の手札が「7、7」、ディーラーが「10」
問題1|自分の手札が「7、10」、ディーラーが「8」
正解はコチラをクリック!
この場合はまずハードハンド時のベーシックストラテジーチャートを見ます。 そして、自分の手札合計が17以上でディーラーが「8」ですので、「スタンド」のアクションが正解です。 追加カードを引かずにそのまま勝負するという形になります。
問題2|自分の手札が「A、5」、ディーラーが「6」
正解はコチラをクリック!
この場合はまずソフトハンド時のベーシックストラテジーチャートを見ます。 そして、自分の手札が「A」「5」でディーラーが「6」ですので、「ダブルダウン」のアクションが正解です。 もう一枚だけ追加する代わりに賭け金を倍にする形ですね。
問題3|自分の手札が「7、7」、ディーラーが「10」
正解はコチラをクリック!
この場合はまずスプリット時のベーシックストラテジーチャートを見ます。 そして、自分の手札が「7」「7」でディーラーが「10」ですので、「ヒット」のアクションが正解です。 追加でカードを1枚追加する形になります。
【実践】勝てない?勝てる?オンラインブラックジャックでベーシックストラテジーを使ってみた
では、実際にオンラインカジノでブラックジャックをプレイしてみます。
ベットしたい額を選択後、ディールを押すとプレイ開始です。今回は自分の手が『13』ディーラーの手札が『10』なので、ハードハンドを利用します。
『13』と『10』が交わるところは『H(ヒット)』になっていますので、選択画面が出たらH(ヒット)を選択しましょう。
合計は、自分の手が『19』ディーラーが『24』となりました。ディーラーがBUSTとなりましたので、こちらの勝利となります。
特に、13などの際どい数字はどうしようと悩んでしまい、疲弊しがちに。ベーシックストラテジーを活用すればさほど時間もかかりません。
かつ、その数字の最良の手を簡単に見つけることができます。 上手に活用してブラックジャックを楽しんでください。
【注意】ランドカジノではチャートを見ながらブラックジャックで遊べない
ベーシックストラテジーにおいて1点注意事項があり、それはランドカジノで遊ぶ場合はチャートを見ながら遊べないということです。
ランドカジノはメモや資料の利用を禁止していますので、ベーシックストラテジーを覚える必要があります。
- ベーシックストラテジーはオンラインカジノで習得しよう!
- 慣れてきたらライブカジノでディーラーと勝負しよう!
ベーシックストラテジーはオンラインカジノで習得しよう!
「カジノでベーシックストラテジーのチャートが見れないなら練習できないんじゃ。。」と思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ベーシックストラテジーの覚え方として有効なのがオンラインカジノになります。
オンラインカジノはインターネットを通じて本格的なカジノゲームで遊べますので、パソコンやスマホでブラックジャックを遊びながらチャートを確認することが可能です。
おすすめのオンラインカジノは下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてチェックして下さい。
慣れてきたらライブカジノでディーラーと勝負しよう!
オンラインカジノにはライブカジノと言い、中継機能を利用して本物のディーラーと勝負できる機能があります。
こちらはビデオゲームよりもよりランドカジノに近い環境でブラックジャックが遊べますので、ぜひベーシックストラテジーに慣れてきたら挑戦してみて下さい。
ディーラーとはチャット機能で会話もできますので、臨場感たっぷりです。
ベーシックストラテジーの注意点
保険を掛けることができるINSURANCE(インシュランス)というルールが存在します。インシュランスは、ディーラーがBLACKJACKになるのかどうか予想してチップを賭けます。
それが当たると勝ちという保険を掛けられるというのがインシュランスというルールになります。ディーラーが勝つことで自分にも賞金が発生するというメリットを感じさせるルールです。
その際、ディーラーの最初の2枚のカードがBLACKJACKだった場合2倍の配当がもらえるというのがとても得を感じさせます。勝負好きな方には嬉しいルールになると思います。
また、ディーラーがBLACKJACKではなかった場合は、追加した賭け金だけが没収されるのであまりデメリットを感じさせないようにも思えます。ですが、あまりおすすめはできません。
使わないほうがいい理由としては、とても確率が悪いからです。インシュランスには条件があってディーラーの持ちカードによって成立するルールになります。
条件は、ディーラーのUPCARDがAで、伏せてあるカードが10・J・Q・Kのどれかの時に成立することが条件です。
単純計算にはなりますが、勝率が約3割という低い数字なので賭ける意味があまりないとされています。すべてに意味がないということではありません。
ですが、使える場面ももちろんあります。1組のデッキでのBLACKJACKで、2人か3人の手札の中に10・J・Q・Kの4枚のカードが存在しない場合に使えます。
プレーヤーの手札にない場合のみ、通常よりディーラーの残りの手札に隠れている場合が高いので条件のいいインシュランスということになります。
ブラックジャックのカードカウンティングとは?
カードカウンティングは、名前の通りカードをカウントしていくという意味です。ブラックジャックのもう一つの必勝法です。
ブラックジャックでは、ジョーカーを取り除いた残りの52枚のカードでゲームします。この52枚のカードを消費していくゲームで、消費されたカードから伏せてあるカードを割り出していきます。
トランプのマークが4つなので、同じ数字のカードは4枚しかないことになります。4枚のカードが全て使われると両者ともにブラックジャックを完成させることができなくなります。
カードの残り枚数を、使われたカードをカウントすることで確認することができます。この方法をカードカウンティングというので自分に合った戦略で勝負することをおすすめします。
【応用】ブラックジャックのベーシックストラテジー活用法
ここではベーシックストラテジーをより活用するためのテクニックをご紹介していきます。
- ベーシックストラテジー×マーチンゲール法
- ベーシックストラテジー×ウィナーズ法
ベーシックストラテジー×マーチンゲール法
マーチンゲール法はギャンブルの攻略法として最も有名な手法です。手法自体はシンプルで、「負けたら勝つまでベット金額を倍々にする」という形になります。
マーチンゲール法のメリットはどれだけ負けても1回の勝ちで利益になる点です。ベーシックストラテジーで勝率を上げても必勝はありません。
そこでマーチンゲール法と組み合わせることでより勝率を上げるというテクニックなのです。
マーチンゲール法は連敗が続くと一気に資金が飛んでしまうリスクもありますので、損切りするタイミングを決めておくと安心ですね。
ベーシックストラテジー×ウィナーズ法
ウィナーズ法はご存じない方が多いかと思います。どのような手法かと言いますと、2連敗してから利用できる攻略法です。
1ドルで2連敗したと仮定しますと、「1、1」の数列を作ります。この数列の左端の数字を2倍にして賭ける手法がウィナーズ法です。
次の勝負で負けてしまった場合はベット金額を数列の右端に追加します。勝った場合は数列の左端にある数字を消すという流れです。
そしてこの数列がなくなった時点で利益が確定しますので、引き際がわかりやすくなります。
ウィナーズ法は長期的に確実に利益を狙いに行く手法となりますので、「コツコツ利益を取っていきたい」という方におすすめです。
ベーシックストラテジーを習得してブラックジャックを楽しもう!
今回はブラックジャックで利用できるベーシックストラテジーについて、基礎知識から各種類のチャート、そして応用テクニックまで解説してきました。
ブラックジャックは元々勝ちやすいことで人気があるゲームですが、ぜひベーシックストラテジーを活用してさらに勝率を高めて下さい。
オンカジ歴7年
バカラやポーカーは自分にお任せあれ!
好きなオンラインカジノ:ベラジョンカジノ
好きなカジノゲーム:ライトニングバカラ