「バカラの勝率ってどのくらい?」
「どの賭け方が一番勝てるの?」
バカラのプレイヤ-には、このような疑問が多くあることでしょう。
この記事では、バカラにおける勝率をさまざまな角度から検証しています。賭け方による勝率や配当倍率、控除率などを基に、どの賭け方が勝ちやすいのか、という点にフォーカスしているため、初心者プレイヤーにピッタリです。
また、カジノのプロも使う攻略法も併せて記載していることから、バカラで勝てないと悩んでいるプレイヤーにもフィットします。
本記事を読むことでバカラで勝ちやすいベット方法が把握できるため、これからバカラで遊ぶ方や勝率を上げたいプレイヤーは、最後まで読んでみて下さい。
バカラにおける勝率の高さはバンカー・プレイヤー・タイのどれ?
バカラは、プレイヤーかバンカーのどちらが勝利するか、あるいは引き分けとなるタイであるかを予想するゲームです。
至ってシンプルなルールでありながら、勝率や配当の違いを知ることでバカラの奥深さが伺い知れます。
はじめに、勝率の高さから見てみましょう。
バンカーは勝率が高い
ベット方法 | 勝率 |
---|---|
プレイヤー | 44.62% |
バンカー | 45.86% |
タイ(引き分け) | 9.52% |
まずは、3つの勝負結果の勝率です。
プレイヤーとバンカーでは、3枚目に配られるカードの条件がバンカーに有利となっています。
そのため、僅差であれどバンカーの方が高い勝率に設定されています。
「1.02%」というわずかな差ですが、回数を重ねていった場合、後々大きな違いとなるでしょう。
プレイヤーは配当率が高い
結果 | 配当率 |
---|---|
プレイヤー勝利時 | ×2 |
バンカー勝利時 | ×1.95倍 |
タイ(引き分け) | 9倍(カジノごとで変動) |
続いて、勝利時の配当率です。
プレイヤーとバンカーでは、プレイヤーの配当率が高く設定されています。
本来であればバンカーも2倍ですが、大抵のゲームでは5%のコミッション料が発生するため、1.95%となります。
勝率と同様に、この「0.5%」という差も無視できず、何回も遊ぶ場合には気にしなければならない数字と言えるでしょう。
タイを除いた勝率は?
結果 | 勝率 |
---|---|
プレイヤー勝利時 | 49.32% |
バンカー勝利時 | 50.68% |
さらに、引き分けとなるタイを除いた勝率を見ていきましょう。
タイは、配当倍率が9倍と高めに設定されている分、当たる確率が極端に低いため、狙ってベットすることは推奨できません。
その場合、必然的にプレイヤーかバンカーの2択となります。
タイを除いたとしてもバンカーの勝率が僅かに上回っていますが、配当率を考慮に入れると、この時点では一概にバンカーが良いとは言えないでしょう。
バンカー勝利時で配当が2倍になるのはノーコミッションバカラ
ちなみに、バカラには手数料が発生しないノーコミッションバカラというゲームがあります。
大半のバカラでは、バンカー勝利時に5%の手数料が発生するため、配当率は1.95倍です。
ノーコミッションバカラは手数料を取られないため、配当率が2倍となります。
しかし、バンカーが「6」で勝利した場合は、配当が1.5%になるというユニークなルールがあります。
どうしても手数料が気になるプレイヤーは、こちらで遊んでみてもいいでしょう。
バカラの勝率に関わる還元率と控除率
バカラにおいて、勝率と配当率のみでどちらかにベットすることは難しいでしょう。
ここからは、還元率と控除率を用いて、より有利なベットを解説していきます。
まずは、統計学を使って期待値を示す還元率です。
還元率は以下の式で導きます。
(プレイヤーの勝率×プレイヤーの配当倍率)+(バンカーの勝率×バンカーの配当倍率)+(引き分けのであるタイの勝率×1)
この式を基に、それぞれの還元率を見ていきましょう。
プレイヤー勝利時の還元率
結果 | 勝率 | 配当倍率 |
---|---|---|
プレイヤー勝利時 | 44.62% | ×2 |
バンカー勝利時 | 45.86% | ベット額没収 |
タイ(引き分け) | 9.52% | ×1(ベット額返金) |
はじめに、プレイヤーベットの勝利時の還元率です。
上記の数値を、先ほどの式に当てはめていきましょう。
(44.62%×2)+(45.86%+0)+(9.52%×1)=98.76%
プレイヤー勝利時の還元率は98.76%となりました。
プレイヤーにベットしているため、配当倍率は2倍となります。
バンカー勝利時は負けとなるため0倍、引き分けのタイでは1倍となり返金扱いです。
その結果、プレイヤーベットにおけるプレイヤー勝利時は98.76%と高い還元率であることがわかりました。
バンカー勝利時の還元率
結果 | 勝率 | 配当倍率 |
---|---|---|
プレイヤー勝利時 | 44.62% | ベット額没収 |
バンカー勝利時 | 45.86% | ×1.95 |
タイ(引き分け) | 9.52% | ×1(ベット額返金) |
続いて、バンカーベット時の還元率を見ていきましょう。
先ほどと同様に、数字を当てはめていきます。
(44.62%×0)+(45.86%×1.95)+(9.52%×1)=98.947%(約98.95%)
今回はバンカーベットであるため、プレイヤー勝利時は負けとなり配当倍率は0です。
引き分けのタイも同じく1倍となり、ベット額返金となります。
バンカー勝利時の配当倍率はコミッションが発生するため、5%を引いた1.95%を代入します。
その結果、バンカーベット時の還元率は約98.95%となりました。
タイになった場合の還元率
結果 | 勝率 | 配当倍率 |
---|---|---|
プレイヤー勝利時 | 44.62% | ベット額没収 |
バンカー勝利時 | 45.86% | ベット額没収 |
タイ(引き分け) | 9.52% | ×9 |
引き分けであるタイベット時の還元率も併せて紹介します。
タイベット時の還元率の式は以下の通りです。
(44.62%×0)+(45.86%×0)+(9.52%×9)=85.68%
タイにベットした際は、プレイヤーとバンカーともに予想を外しているため、これらの配当倍率は0です。
そのため、タイの勝率である9.52%と配当倍率の9倍をかけた数の85.68%が、タイベット時の還元率となります。
プレイヤーとバンカーにベットしたときよりも低い数値となっており、タイに賭けることは得策ではないでしょう。
このことから、確実に勝ちを積み上げたいタイミングにおいて、プレイヤーかバンカーにベットした方が良いことがわかります。
バカラの控除率
結果 | 控除率 |
---|---|
プレイヤー勝利時 | 1.24% |
バンカー勝利時 | 1.05% |
タイ(引き分け) | 14.36% |
控除率はハウスエッジとも呼ばれ、胴元の取り分を表した倍率のことです。
この控除率が高いほど、胴元が儲かりベットする側が損をすることになります。
控除率を知るためには、ベット額から還元率を引くことで把握できます。
日本の公営ギャンブルであるパチンコは8%前後、競馬は22%前後と言われており、バカラの控除率は低いと言えるでしょう。
また、カジノの控除率は3%前後とされていることからも、バカラはプレイヤーに有利なゲームと言えます。
バカラのプロも使う勝率を上げる4つの方法
これまで、それぞれの勝率と配当倍率、還元率と控除率の4つの側面からバカラの勝率を見ていきました。
ここでは、勝率を上げるためにプロも使っている方法を4つ紹介します。
ひたすらバンカーにベットする
これまで紹介したように、バカラではプレイヤーよりも、バンカーにベットする方が有利になります。
勝率や還元率、控除率において、プレイヤーよりもバンカーに賭ける方が優れた数値を示しています。
決して適当な結論ではなく、根拠に基づいて算出された結果であるため、シンプルですが確実性の高い方法の1つと言えます。
細かい戦略が難しいと感じる場合や長期戦で勝負を行いたい場合には、ひたすらバンカーに賭け続けるといいでしょう。
タイにはベットしない
あくまで勝率を上げることにフォーカスしているのであれば、引き分けであるタイにはベットしない方がいいでしょう。
上記で触れたように、タイベット時の勝率の低さや、賭ける側が損をする控除率の高さなどから鑑みた場合、自ずと答えが導きだされます。
資金に余裕があり、遊び半分で賭けるような遊び方をしない限り、タイにベットすることは控えた方が賢明です。
罫線を上手に活用する
罫線とは、文字を揃えて書くための一定の間隔で引かれた線を指しますが、ギャンブルでは意味合いが多少異なります。
カジノ業界では、ゲームの勝敗を記録する出目表のことであり、勝負の流れを把握したいときに用いられる攻略法の1つです。
とくに、ライブバカラではディーラーがシャッフルを行うため、勝敗結果が偏ることがあります。
このような流れを記録し、戦略の立案に役立つツールが罫線です。
紙とペンがあれば誰でも実践できるため、是非、挑戦してみましょう。
統計学を取り入れる
統計学や確率論の分野では、大数の法則と呼ばれる基本定理があります。
これは、数多くの実験を行うことで平均に近づいていくというもので、さまざまな分野で活用されている定説です。
例えば、10円玉を100回投げたら表が49回、10000回投げたら表が5010回となり、限りなく偏る確率が0になります。
この法則はサイコロでも実証されており、10000回振った平均値は3.5と実証されています。
このことから、バカラではバンカーの勝率が僅かに高いため、長期戦である場合にはバンカーベットがいいでしょう。
数学的に実証されている定理を活用するのも、勝率の向上に繋がります。
バカラの勝率を上げるにはバンカーベットが良い
この記事では、バカラの勝率を上げる方法について紹介しました。
さまざまな角度から検証した結果、バカラにおいてはバンカーベットが最適解と言えるでしょう。
もちろん、勝負数によって結果にバラつきが出るため、一概には言い切れないケースもあります。
しかし、最終的には収支がプラスになればプレイヤーの勝利となります。
自身の遊び方によって、賭け方を変えることもバカラの醍醐味の1つです。
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