ブラックジャックの用語で「ヒット」がありますが、今までプレイしたことのない方からすると、何を意味するのか分からない。
といったプレイヤーがいるかと思います。
ブラックジャックは「コール」と呼ばれる自分の順番が回ってくると、アクションをとらなければなりません。
その際に必要になるのが「ヒット」なのですが、今回はブラックジャックの「ヒット」について、詳しく以下のポイントにまとめてご紹介します。
- ブラックジャックの「ヒット」とは
- ブラックジャックの「ヒット」の戦術
- ブラックジャックの「ヒット」のやり方
ブラックジャックのヒットとは?詳しく解説
ブラックジャックのアクションの一つ「ヒット」は、配られた2枚の手札に1枚を追加したいときにコールするものです。
ブラックジャックは、手持ちカードの数字を合計21にするのが目的のゲームとなっています。
プレイヤーとディーラーが同じ状況で勝負するため、手札の合計が少なければ、対戦相手であるディーラーに負けてしまいます。
そのため、手札の数字を大きくするために「ヒット」が存在しているのです。
ヒットはカードを追加するだけでなく、ルールや決まりがありますので、以降からは細かいルールについてもご紹介します。
21を超えるとヒットは不可
ブラックジャックの基本ルールは、手札にある数字の合計を「21」に近づけること。
合計が21ぴったりであれば、それが一番強い数字となりますが、前後1つ違いの22や19が同じ強さなのか。
となると、そうではないのです。
ブラックジャックでは合計数字が21を超えると「バースト」となり、ゲームに脱落とみなされ、ベット金額は没収されてしまいます。
これは、プレイヤーだけでなくディーラーも同じルールとなりますので、プレイヤーの合計がいくつであってもディーラーのバーストが発生すれば勝利となるのです。
そのため合計数字が21を超えた場合、プレイヤーもディーラーもヒットすることはできません。
ディーラーのヒットはルールがある
プレイヤーは合計数字が「21」を超えなければ、基本的にはどの合計数字でもやめることができます。
しかし、ディーラーは「合計数字を必ず17以上にしなければならない」といったルールがあるのです。
そして合計数字が17を超えた時点で、ヒットはしません。
ディーラーはプレイヤーと違って意思をもってのプレイはできないため、テレビゲームのコンピューター対戦とあまり変わりはありません。
このルールは基本的なブラックジャックでのルールとなるため、特殊なルールが採用されている場合もあります。
Aを含む17以上の場合はヒットが可能である。
といったゲームもありますので、必ずゲーム前には確認するようにしましょう。
ヒットしたくない場合はスタンド
ブラックジャックの基本的なアクションの一つとして「スタンド」があります。
このスタンドとは、ヒットをせずに今の手持ちで勝負することを表しているのです。
ヒットを繰り返し、これならディーラーに勝てると思ったところでスタンドを選択し、ディーラーのターンを待つのが、ブラックジャックのゲームの流れとなります。
ディーラーはスタンドを自由に選べないため、プレイヤーは合計数字が少なくても勝つことも可能です。
もしも、プレイヤーが合計13であっても、ディーラーは17以上になるまでヒットしないといけないため、バーストの確率も高くなっています。
つまり、ディーラーのバースト狙いであえてスタンドを選択するというのも、戦略の一つです。
コールによってヒットできるルールが変わる
ブラックジャックには、ヒットとスタンド以外にもコールアクションがあり、そのなかでも「スプリット」と「ダブルダウン」
を選択すると、少しヒットのルールが変わります。
詳しくは、以下に表でまとめたので参考にしてください。
スプリット |
|
---|---|
ダブルダウン |
|
ブラックジャックのヒットをする戦術
ブラックジャックは運任せのゲームが多い、カジノゲームのなかで、プレイヤーの判断が重要となる珍しいゲームです。
そのため、戦略も多くあるゲームとしても有名なのですが、基本戦略としてヒットを上手く使うことが重要となります。
そこで、ここからは確率から、有名な基本戦略まで詳しくご紹介します。
基本は手札から1枚ヒットしたときのことを考える
まず考えることは、手札の合計数字からヒットをする状況なのかという点です。
手札の合計が19だった場合には、ヒットをすることはないと思います。
しかし、13や14といった微妙な合計の場合にヒットするのかしないのかといった判断が難しいところ。
判断基準の一つとなるのが「手札から1枚ヒット」したときに合計がいくつになるかという点です。
そして、ディーラーがいくつの合計なのか予想して戦略をたてることが、ブラックジャックの基本戦略の土台となります。
バーストしてしまう可能性を考える
ブラックジャックで一番避けなければならないのは、合計数字が21を超えて「バースト」してしまうこと。
バーストしてしまえば、ディーラーの結果を待たずして敗北が決定してしまいます。
そこで考えることは、手札の合計から1枚足したときに、バーストする確率がどれほどあるかです。
これは説明するよりも、表で解説したほうが分かりやすいので、以下の表にまとめました。
8デッキ(52×8=416枚)のカードがフルである場合で、手札の合計から1枚出したときのバーストする確率です。
手札の合計 | 1枚ヒットした場合のバースト確率 |
---|---|
13 | 38.46% |
14 | 46.15% |
15 | 53.85% |
16 | 61.54% |
17 | 69.23% |
合計数字が13からなのは、ブラックジャックは絵札がすべて10として扱われるため、10とKQJの16枚が10としてカウントされ、フルでカードが揃っていれば30%の確率で10を引き、バーストする確率があるからです。
カードの残りにもよりますが、10のカードは3割あることを把握しておきましょう。
ベーシックストラテジーを利用
ベーシックストラテジーとは、手札を配られた時点で、プレイヤーの合計数字とディーラーの合計数字を把握し、行動を決定する戦略のことをいいます。
ベーシックストラテジーは以下の3種類。
- ハードハンド
- ソフトハンド
- スプリット
その3つに分けられた図表のことを「ベーシックストラテジーチャート」と呼び、プレイ時には参考にしていくのです。
ベーシックストラテジーの表は以下のとおりとなっています。
- ハードハンド
- ソフトハンド
- スプリット
アルファベットの1文字は、コールについて表しており、表にまとめました。
H (ヒット) |
1枚カードを追加 |
---|---|
S (スタンド) |
カードを引かず勝負 |
D (ダブルダウン) |
カードを1枚だけ追加し、ベット額を倍にする |
P (スプリット) |
手札を2つに分け、ベット額を倍にして2つの手札で勝負する |
こちらの攻略法は必勝法ではないため、負ける場合もありますが、勝率を高めることが可能です。
オンラインカジノでは、覚える必要がないため表を見ながらプレイして、徐々にゲームに慣れていきましょう。
カードカウンティング
カードカウンティングは、デッキにあるトランプの枚数を把握し、合計数字の予想に役立てる戦略です。
カードを使用するカジノゲームでは、よく知られた必勝法ですが、高い記憶力を必要とします。
カードカウンティングは、ランドカジノでは禁止されており、メモを取ったりなどの方法は使用できません。
このやり方を使用した映画などもあり、ランドカジノが怯えるほどの戦略となっています。
オンラインカジノでは、ディーラーから監視されているわけではないので、利用が可能ですが、全デッキを使用せずにチェンジするなどの対応がされているので、通用しないパターンがあることは覚えておきましょう。
すべてのカードを覚えるのは大変なので、カードの数字を3グループに分けたカードカウンティングのやり方をご紹介します。
- グループはハイ(10・J・Q・K・A)とミドル(7・8・9)とロー(2・3・4・5・6)に分ける。
- 使用されたカード1枚に対し、ハイならば+1、ローならば-1を足していく。
- 数字がプラスなのか、マイナスなのかを考えながらヒットをするかを考える
といったやり方となります。
最後は自己判断のため、ある程度自分のなかでルールを決めておくと良いでしょう。
ヒットを使って稼ごう!ブラックジャックおすすめ3選
ブラックジャックが遊べるオンラインカジノは多くの種類があるため、どのオンラインカジノを選べば良いのか分からない。
そう考えてしまうプレイヤーも多いと思います。
いくらブラックジャックで遊べても、出金できないトラブルや、説明が英語で分からない。
といった点は避けなければなりません。
以下のブラックジャックが遊べるオンラインカジノ3つを詳しくご紹介します。
すべて日本語で遊べて、入出金も簡単に行うことができるので、ぜひ参考にしてください。
- ベラジョンカジノ
- 遊雅堂
- カジノシークレット
ベラジョンカジノ
初回入金ボーナス | 入金額の100%(最大$500) |
---|---|
入金不要ボーナス | ビデオスロット「ゴールデンチケット」で使用できるFS150回分 |
運営会社 | Breckenridge Curacao B.V. |
ライセンス | キュラソーライセンス |
日本語サポート | あり |
日本でオンラインカジノをプレイする方には、知らない人がいないのではないか?
と思うほどメジャーなオンラインカジノであるベラジョンカジノ。
ベラジョンカジノの無料版はテレビCMの放映などあり、ピンクのキャラクターを見かけたことのある方もいるはず。
ベラジョンカジノはライブカジノがプレイでき、ブラックジャックも遊ぶことができます。
日本語サポート対応となっており、ゲーム説明も、質問も日本語で可能です。
ベラジョンカジノのボーナスはカジノロビー限定のビデオスロット「ゴールデンチケット」で使用できるFS150回分($30相当)を受け取ることができます。
まだ、ベラジョンカジノに登録したことのないプレイヤーは、これを機会に登録してみてはいかがでしょうか。
遊雅堂
初回入金ボーナス | 入金額の50%~100%(最大¥100,000) |
---|---|
入金不要ボーナス | ¥3,000 |
運営会社 | Breckenridge Curacao B.V. |
ライセンス | キュラソーライセンス |
日本語サポート | あり |
WBCが開催されていたときに、テレビCMが放映されていたこともあり、遊雅堂という名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ベラジョンカジノの姉妹サイトとなりますが、大きく違う点は日本円で遊ぶことができることです。
正確には日本円表記でカジノゲームを遊ぶことができるのですが、米国ドルやユーロが一般的な表記がオンラインカジノは多いため、珍しい仕様となっています。
ライブカジノでブラックジャックを遊ぶことができますが、こちらも日本円で下限や上限が表示されているため、ロビー選びで為替の計算が必要になることはありません。
スポーツベットもあり、シンプルに遊びたい方にはおすすめのオンラインカジノです。
登録時に受け取れる入金不要ボーナスは3,000円と、かなり太っ腹なため、少額のベットであれば長く楽しむこともできます。
カジノシークレット
初回入金ボーナス | 入金額の100%(最大$3,000) |
---|---|
入金不要ボーナス | $33 |
運営会社 | Niollo BV |
ライセンス | キュラソーライセンス |
日本語サポート | あり |
これからブラックジャックをプレイしたいプレイヤーにおすすめしたいのがカジノシークレットです。
元祖キャッシュバックカジノと呼ばれていることから、ボーナスに目がいってしまいすが、カジノシークレットには専用のライブカジノスタジオがあります。
紫色ベースのスタジオにはブラックジャックはもちろん、バカラやルーレットもあり、カジノシークレットならではの雰囲気が楽しめるのです。
カジノシークレット自体が運営元ではなく、ライブカジノで有名なプロバイダーEvolution Gamingが参加しており、他のライブカジノと変わらず遊ぶことができます。
カジノロビーから登録すれば$33の入金不要ボーナスが受け取れるので、カジノシークレット未登録の方は、ぜひ遊んでみてください。
ブラックジャックのヒットの方法
ブラックジャックのヒットはカードを追加すること。
とこれまでに説明をしてきましたが、リアルで遊ぶ「ランドカジノ」とオンライン上で遊ぶ「オンラインカジノ」では、ヒットの作法が変わってきます。
「そんなことは当たり前!」
そう思うプレイヤーもいるかもしれませんが、ランドカジノとオンラインカジノで大幅に違うことは知っておくだけで、一つの知識となるはずです。
いつか、ランドカジノでブラックジャックをプレイしても困らないように、詳しくご紹介します。
オンラインカジノでヒットする場合
オンラインカジノでヒットをする場合は、自分のターンになった時点で、コールの選択画面で決定します。
当たり前ではありますが、自分で発声する必要はありません。
ダブルダウンやスプリットといったコールをする際にも、条件を満たしていれば自動で表示される仕組みのため
「スプリットって今使えるの?」
といった疑問がなくてもプレイが可能となっています。
ただコールの時間制限があり、時間を過ぎるとスタンド扱いになるため注意が必要です。
ランドカジノでヒットする場合
実際にラスベガスやオーストラリアといったランドカジノで、ブラックジャックを遊ぶ際の「ヒットの方法」をご紹介します。
ヒットの方法は2種類あり、口頭でヒットとディーラーに伝えるか、指で机をトントン軽く叩く方法です。
指先をテーブルにトントンするのは、映画などで見たことがある。
といったプレイヤーもいるかもしれませんが、この方法はゲームをスピーディーに回すために、ぜひ利用したい方法です。
また日本語が通じないランドカジノであれば、口頭で伝えるよりもハードルが高くないため、おすすめの方法です。
ちなみにスタンドは、カードの上で手を左右に振ると、スタンドの合図となります。
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